10月13日、オマーンで『卓球WTTコンテンダーマスカット』の女子シングルス準決勝が行なわれた。張本美和（木下アカデミー）はA.ディアス（プエルトリコ）と対戦し、接戦の末にゲームカウント２－３（5-11/12-14/11-9/12-10/7-11）で敗れた。
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　いきなり２ゲームを落としたが、そこから意地を見せた張本は２ゲームを奪い返す。試合は振り出しに戻り、フルゲームへ突入。しかしながら、第５ゲームは経験豊富な南米のエースの勢いに呑まれてしまい7-11で敗れ、決勝進出はならなかった。

　あと一歩及ばなかった。だが、張本が見せた奮闘に中国メディアの『捜狐』も反応を示しており、「WTTコンテンダーマスカットの女子シングルス準決勝では、日本の15歳のスター、張本美和がプエルトリコのA.ディアスを相手に見事な戦いを繰り広げた」と報道。日本の若きエースとして期待される15歳を称えるとともに、警戒を強めた。
  「日本の張本美和は、近年メキメキと頭角を現してきた。今年のアジア大会の女子団体決勝では、王曼昱（中国）を相手に好プレーを見せた。王曼昱には敗れたが、彼女が非常に強力で、大きな可能性を秘めていると信じている」

　また、同メディアは「張本美和はまだ15歳ととても若い。彼女は成長するにつれて、さらに大きな進歩を遂げるだろう」と見解を述べると、続けて「そんな若手選手を、我々は軽視してはならない」と注意を払った。

構成●THE DIGEST編集部

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