ラグビーワールドカップ・フランス大会は現地10月27日、３位決定戦のアルゼンチン対イングランドが行なわれ、イングランドが26対23で勝利を収め、大会を３位で終えた。
  　試合はイングランドが開始早々、SOオーウェン・ファレルのペナルティゴール（PG）で先制。前半８分には、NO８のベン・アールが豪快な突破でアルゼンチン守備陣を突き破り初トライで８-０とすると、さらにファレルがPGで得点を重ね13-０とリードを広げる。

　しかし、アルゼンチンも終盤ワンチャンスを活かしてSHトマス・クベリがトライ。前半は16-10とイングランドが６点リードで折り返した。

　後半、開始早々にアルゼンチンがSOサンティアゴ・カレーラスのトライとコンバージョンキック成功で逆転するが、すぐさまイングランドもHOセオ・ダンがトライを返して21－17と再逆転に成功する。

　その後、両チームともにPGで得点を奪い合い、26－23で最終盤を迎える。アルゼンチンは後半35分にPGのチャンスを迎えるが、惜しくも決まらず。

　結局、イングランドが最後まで３点のリードを守り切り、１PG差の大接戦を制して26－23でノーサイド。大会３位が決まった。

構成●THE DIGEST編集部
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