10月27～28日、フィギュアスケートの『西日本選手権』が広島県のひろしんビッグウェーブで開催された。男子シングルのショートプログラム（SP）で７位と出遅れた織田信成は、フリースケーティングで２本の４回転ジャンプを決めるなど巻き返しに成功。合計216・75点で大逆転優勝を飾った。

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　上位6人が得られる「全日本選手権出場」の出場権を獲得し、10年ぶりに日本一決定戦に挑むはずだったバンクーバー五輪７位入賞の実力者。だが復帰手続きに不備があったため、大舞台への出場は“幻”に終わった。

　昨年11月に現役復帰した36歳は、日本アンチ・ドーピング機構（JADA）への再登録が漏れていたようだ。国内競技大会に出場する6カ月前までにJADAに「復帰届」を提出し、競技外検査を受ける義務があるが、それを履行していなかったのだ。
  　まさかの事態にファンは衝撃を隠せないようだ。ネット上では、「そんなことある!?」「な、なんというミス...」「勿体ない」「運営側にも問題あるよね」「周りの方が教えることは無理だったのでしょうか」などと悲痛な叫びが綴られている。

　そんななか織田は「皆さんに色々とご説明しないといけないのですが」と自身のXに綴りはじめ、「その前にご声援を送って下さった皆さんに感謝を伝えてさせて下さい！本当にありがとうございました！応援が力になるってこの事やなって分かるくらい、皆さんのおかげで力が湧き出てきました！！本当に本当にありがとうございました」とコメントした。

　近々、織田本人の口からファンに説明がされるのだろうか。今後の動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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