10月29日、『全日本大学女子駅伝』が、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着の6区間38キロで行なわれ、3区を任された大阪芸術大の菅﨑南花(2年)が、中継所数メートル手前で、フラフラになりながら何度も転倒するアクシデントが起きた。
15位で襷を受けた菅﨑。同大会デビュー戦の彼女は、懸命に前を追った。だがラスト250メートル付近で歩き始めた。再び走り始めたものの意識が朦朧。フラフラになりながらも足を前に進めたが、ラスト100メートル付近で転倒。立ち上がっても、すぐに転倒するほどの危険な状況だった。中継所で待っていた4区の鈴木安奈(4年)も彼女の懸命な姿勢に思わず涙をこぼした。そして菅﨑は、最後の気力を振り絞り、23位でなんとか鈴木に襷を届けた。
この姿に「号泣なんだけど」「めちゃくちゃ信念感じて泣いてしまった」「大阪芸大の女の子良く頑張った」とネット上では感動の声を呼んだ一方、「これは止めたほうがいい」「路上に倒れた時点で強制的に止めないと」「見ていて辛すぎた」「最近の駅伝、アクシデント多すぎない?」などと批判の意見も多く挙がっている。
1区でも城西国際大の大沼亜衣(4年)が最後の折り返しで転倒し、歩いて襷を繋いでいるなどアクシデントが多くなっている。
構成●THE DIGEST編集部
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