1月29日に開催された『大阪国際女子マラソン』で、優勝候補の一角と見られた佐藤早也伽(積水化学)が転倒。その後走り続けるも、18キロ過ぎで泣く泣く途中棄権を選択した。
思いがけないアクシデントに見舞われた。7キロ過ぎ、先頭集団でレースを進めていた佐藤は岩出玲亜(デンソー)と足が交錯し、両者は転倒。気持ちを奮い立たせ再度走り出した佐藤だが、トップからは100メートルほど後退した。
右足をかばうように懸命に前を追ったが捉えることはなく、18キロ過ぎには野口英盛監督に止められ、レースを棄権した。両ひざから流血していたランナーは、悔しさのあまり涙を流した。
昨年のベルリンマラソンで2時間22分台を記録し、すでに10月に行なわれるパリ五輪代表選考会『マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)』の出場権を持つ28歳は、その後病院へ直行し処置を受けたようだ。
先日のヒューストンマラソンで日本歴代2位を叩き出した新谷仁美(積水化学)は、そんな彼女のやるせない思いを慮った。Twitterで「今はそっと見守ってほしい」とファンに依頼した新谷は、佐藤の気持ちを代弁した。
「アクシデントとは言え、練習でも試合でも出来なかったことに対して選手本人は自分を責めてしまう。なんとか気持ちを立て直そうと必死です。変わらず応援をよろしくお願いします」
自己ベスト更新を目指していただけに、アクシデントによる途中棄権はやるせない思いを抱いたに違いない。また再び前を向いて走り出すときを待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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思いがけないアクシデントに見舞われた。7キロ過ぎ、先頭集団でレースを進めていた佐藤は岩出玲亜(デンソー)と足が交錯し、両者は転倒。気持ちを奮い立たせ再度走り出した佐藤だが、トップからは100メートルほど後退した。
右足をかばうように懸命に前を追ったが捉えることはなく、18キロ過ぎには野口英盛監督に止められ、レースを棄権した。両ひざから流血していたランナーは、悔しさのあまり涙を流した。
昨年のベルリンマラソンで2時間22分台を記録し、すでに10月に行なわれるパリ五輪代表選考会『マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)』の出場権を持つ28歳は、その後病院へ直行し処置を受けたようだ。
先日のヒューストンマラソンで日本歴代2位を叩き出した新谷仁美(積水化学)は、そんな彼女のやるせない思いを慮った。Twitterで「今はそっと見守ってほしい」とファンに依頼した新谷は、佐藤の気持ちを代弁した。
「アクシデントとは言え、練習でも試合でも出来なかったことに対して選手本人は自分を責めてしまう。なんとか気持ちを立て直そうと必死です。変わらず応援をよろしくお願いします」
自己ベスト更新を目指していただけに、アクシデントによる途中棄権はやるせない思いを抱いたに違いない。また再び前を向いて走り出すときを待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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