11月5日、日米共催ツアーの女子ゴルフ「TOTOジャパンクラシック」最終日が茨城・太平洋クラブ美野里コースで行なわれ、稲見萌寧が通算22アンダーで今季初勝利を飾り、米ツアー初勝利。通算13勝目を挙げた。
【動画】稲見萌寧が約1年3か月ぶりの頂点!! 米ツアー初優勝の瞬間!
最終組は首位タイの畑岡奈紗と桑木志帆、稲見の3人でスタート。11番を終えて桑木が通算21アンダーで単独首位に立ったが12番パー5でボギーを叩くと、トップと1打差のトータル19アンダー・3位タイで出た稲見が単独首位に浮上した。
最終18番で稲見は2打目で見事にグリーンを捉えると、バーディーパットを僅かに左に外したものの、パーで沈めて優勝。ギャラリーから大きな拍手を浴び、稲見は満面の笑みでホールアウトした。
2022年8月の日本ツアー「ニトリレディス」以来、約1年3か月ぶりの美酒に優勝インタビューでは涙を見せた稲見。無論、優勝の瞬間をLPGAは見逃していない。
LPGA公式X(旧ツイッター)には、稲見の18番パーパットを投稿。文面には「なんて素晴らしい週末の終わり方だろうか。モネ・イナミがチャンピオンだ!」と大接戦の末、頂点を掴んだ24歳の日本人ゴルファーに拍手を送っている。
新鋭の優勝には、他の海外メディアも注目している。ゴルフはもちろん、サッカーやバドミントン、クリケットなどのスポーツを配信するオーストラリアのスポーツ専門局『APAC Productions』は日本で唯一の米ツアーである今大会を中継。同局のXはLPGAが投稿した稲見の優勝写真を共有しながら、「おめでとう!モネ・イナミ。今週は素晴らしいプレーの連続で、彼女は-22で終了した」と初の米ツアー制覇を称えた。
欧州識者は日本人ゴルファーの驚異的なショットに目を細めている。スコットランドの老舗紙『The Scotsman』に寄稿している名物ゴルフライターのマーティン・デンプスター氏は「TOTOジャパンクラシックは、地元のモネ・イナミが-22で勝利。ディフェンディングチャンピオンのジェマ・ドライバー(スコットランド)を抑えた」と報告。大会4日間で1イーグル・22バーディを量産した稲見に注目。今後の活躍に期待を寄せている。
優勝インタビューで稲見は「今年は苦しい時期が多かったので、ここで優勝できて良かった」と素直な気持ちを述べた。今年のオフからスイング改造を4回ほどやったことを明かし、「前半は予選落ちもけっこう多かったですし、なかなか優勝争いにもいけなかった。チャンスが来て、モノにできて良かったと思います」と喜びを噛みしめた。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「こんな光景は見たことがない!」渋野日向子、ギャラリー"長蛇の列"に米解説者らも驚愕「日本のゴルフファンは最高だ」
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最終組は首位タイの畑岡奈紗と桑木志帆、稲見の3人でスタート。11番を終えて桑木が通算21アンダーで単独首位に立ったが12番パー5でボギーを叩くと、トップと1打差のトータル19アンダー・3位タイで出た稲見が単独首位に浮上した。
最終18番で稲見は2打目で見事にグリーンを捉えると、バーディーパットを僅かに左に外したものの、パーで沈めて優勝。ギャラリーから大きな拍手を浴び、稲見は満面の笑みでホールアウトした。
2022年8月の日本ツアー「ニトリレディス」以来、約1年3か月ぶりの美酒に優勝インタビューでは涙を見せた稲見。無論、優勝の瞬間をLPGAは見逃していない。
LPGA公式X(旧ツイッター)には、稲見の18番パーパットを投稿。文面には「なんて素晴らしい週末の終わり方だろうか。モネ・イナミがチャンピオンだ!」と大接戦の末、頂点を掴んだ24歳の日本人ゴルファーに拍手を送っている。
新鋭の優勝には、他の海外メディアも注目している。ゴルフはもちろん、サッカーやバドミントン、クリケットなどのスポーツを配信するオーストラリアのスポーツ専門局『APAC Productions』は日本で唯一の米ツアーである今大会を中継。同局のXはLPGAが投稿した稲見の優勝写真を共有しながら、「おめでとう!モネ・イナミ。今週は素晴らしいプレーの連続で、彼女は-22で終了した」と初の米ツアー制覇を称えた。
欧州識者は日本人ゴルファーの驚異的なショットに目を細めている。スコットランドの老舗紙『The Scotsman』に寄稿している名物ゴルフライターのマーティン・デンプスター氏は「TOTOジャパンクラシックは、地元のモネ・イナミが-22で勝利。ディフェンディングチャンピオンのジェマ・ドライバー(スコットランド)を抑えた」と報告。大会4日間で1イーグル・22バーディを量産した稲見に注目。今後の活躍に期待を寄せている。
優勝インタビューで稲見は「今年は苦しい時期が多かったので、ここで優勝できて良かった」と素直な気持ちを述べた。今年のオフからスイング改造を4回ほどやったことを明かし、「前半は予選落ちもけっこう多かったですし、なかなか優勝争いにもいけなかった。チャンスが来て、モノにできて良かったと思います」と喜びを噛みしめた。
構成●THE DIGEST編集部
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