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モータースポーツ

「グレート・ジョブ!」6位入賞の角田裕毅、スプリントで初のポイント! 7度の世界王者への追い抜きは「美しい瞬間」と喜び

THE DIGEST編集部

2023.11.05

ブラジルGPスプリントレースで6位に食い込んだ角田。決勝レースにも期待が懸かる。(C) Getty Images

ブラジルGPスプリントレースで6位に食い込んだ角田。決勝レースにも期待が懸かる。(C) Getty Images

 F1第20戦のブラジル・グランプリは11月4日に今季最後となるスプリントが行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は6位入賞を飾っている。

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 シュートアウト(予選)ではQ1、Q2でそれぞれ15番手、10番手と、辛うじて突破を決めたが、Q3では1分11秒019の好タイムで6番グリッドを獲得。そして24周回で行なわれるスプリント本番では、スタートでシャルル・ルクレール(フェラーリ)の先行を許したが、終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて順位を取り戻し、3ポイントを獲得した。

 自身のSNSに「やったー! 今日は最高の日でした。スプリントで6位に入り、ポイント圏内に戻れました。このように復活できて、本当に嬉しいです。チーム全体の素晴らしい仕事によるものです」と投稿した角田は、またアルファタウリのプレスリリース等を通しても、喜びとチームへの感謝の意を表わしている。

「最初に、チームに対して『本当におめでとう』と言いたいです! 昨日は我々の日ではありませんでしたが、ともに協力し、大きな巻き返しを果たせました。昨日の予選16番手から、今日のスプリント6位というのは、我々が正しい方向に向かい、大きく進歩していることを示しています。車は運転するのが楽しかったですが、なぜ昨日と今日でこんなに違いが出たのかを理解する必要があります」

「ドライビングでは改善できるポイントが幾つかありましたが、SQ3の最終アタックはこれまでで最高のラップだったと思います。これにより、スプリントで良い位置からスタートすることができました。我々はチャンスを最大限に活かし、今季これまでで最高となる6位でフィニッシュしました。もう少し周回があれば、前にいるルクレールと5位争いができたかもしれません」

「今日のレースクラフトと、とりわけレース中の車の速さには満足しています。ダニエル(・リカルド/9位)も速さを示しており、これはチームの大きな努力によるものであり、彼らのハードワークなしには今回の結果はなかったでしょう。明日のレースを楽しみにしています。良いリズムに乗っているので、明日もさらなるパフォーマンスを発揮できるでしょう。後方からのスタートなので簡単ではありませんが、車が優れているので、ポイント獲得のために可能な限り多くの車を追い抜こうと思います」
 
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