進化が止まらない18歳の日本人スケーターに熱い視線が注がれている。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会で三浦佳生がシニア転向後、同シリーズ初優勝を飾った。
ショートでトップ発進だった三浦は、現地11月18日に行なわれた男子フリーで最終滑走として登場。好きなアニメだという『進撃の巨人』の力強い曲調に合わせてスタートを切った。
18歳は冒頭トリプルアクセルからの3連続ジャンプ、4回転+3回転の連続トウループを決めると、3つ目の4回転サルコウも鮮やかに着氷。出来栄え点を示すGOEは「3.05」と高い加点が付いた。
序盤でリズムを掴むと、後半の4回転ジャンプも降りた。スピン、ステップはレベルの取りこぼしが目立ったが、巨人に立ち向かう調査兵団の戦闘シーンを力強く演じ切ると、最後はガッツポーズを見せ、観客の声援に笑顔で応えた。
得点を待つキスクラでは祈るように手を合わせた三浦。フリーは181.02点で佐藤駿に次ぐ2位だったが、合計は274.56点。ジュニア時代から切磋琢磨するライバルに、わずか1.22点差の僅差で逃げ切り、GPシリーズで念願の頂点に立った。
優勝インタビューでは「いつもGPシリーズで逆転を許す形が多かったので、フリーでは2位でしたけど、トータルで優勝することができて、すごく嬉しいです」と喜んだ。
さらにフィンランドのスケートファンから笑いが起こる場面もあった。「フィンランドと言えばサウナかなと思うんですけど、僕も日本でオフの時とかはサウナに入るのが好きでよく入っているんですけど、今回は本場のフィンランドのサウナに、まだ1回も行ってないんですけど、入れればいいなと思ってます」という”サウナ好き”を猛アピール。これには、会場から拍手が沸き起こった。
日本人スケーターのパフォーマンスは、各方面で注目度がぐんぐん上がっている。国際スケート連盟の公式X(旧ツイッター)は優勝した三浦のフリー演技を共有し、「日本のカオ・ミウラが中国・北京で開催されるGPファイナルの切符を掴んだ!」と報告。鋭い回転を見せた後半の4回転トウループに喝采のリアクションを示す。
さらにオリンピック公式サイト『Olympics.com』も同メディアのXを共有したうえで、ワンツーフィニッシュを決めた三浦と佐藤に「おめでとう!」と異例の祝福メッセージを送っている。
今大会の優勝で12月の大舞台に自力で進出を決めた三浦は「しっかりグランプリファイナルでも結果を残せるように(日本に)帰ってからもしっかり練習したい」と誓い、頂上決戦に向けて気持ちを引き締めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】2年連続GPファイナルに進出した三浦佳生のFS演技
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会で三浦佳生がシニア転向後、同シリーズ初優勝を飾った。
ショートでトップ発進だった三浦は、現地11月18日に行なわれた男子フリーで最終滑走として登場。好きなアニメだという『進撃の巨人』の力強い曲調に合わせてスタートを切った。
18歳は冒頭トリプルアクセルからの3連続ジャンプ、4回転+3回転の連続トウループを決めると、3つ目の4回転サルコウも鮮やかに着氷。出来栄え点を示すGOEは「3.05」と高い加点が付いた。
序盤でリズムを掴むと、後半の4回転ジャンプも降りた。スピン、ステップはレベルの取りこぼしが目立ったが、巨人に立ち向かう調査兵団の戦闘シーンを力強く演じ切ると、最後はガッツポーズを見せ、観客の声援に笑顔で応えた。
得点を待つキスクラでは祈るように手を合わせた三浦。フリーは181.02点で佐藤駿に次ぐ2位だったが、合計は274.56点。ジュニア時代から切磋琢磨するライバルに、わずか1.22点差の僅差で逃げ切り、GPシリーズで念願の頂点に立った。
優勝インタビューでは「いつもGPシリーズで逆転を許す形が多かったので、フリーでは2位でしたけど、トータルで優勝することができて、すごく嬉しいです」と喜んだ。
さらにフィンランドのスケートファンから笑いが起こる場面もあった。「フィンランドと言えばサウナかなと思うんですけど、僕も日本でオフの時とかはサウナに入るのが好きでよく入っているんですけど、今回は本場のフィンランドのサウナに、まだ1回も行ってないんですけど、入れればいいなと思ってます」という”サウナ好き”を猛アピール。これには、会場から拍手が沸き起こった。
日本人スケーターのパフォーマンスは、各方面で注目度がぐんぐん上がっている。国際スケート連盟の公式X(旧ツイッター)は優勝した三浦のフリー演技を共有し、「日本のカオ・ミウラが中国・北京で開催されるGPファイナルの切符を掴んだ!」と報告。鋭い回転を見せた後半の4回転トウループに喝采のリアクションを示す。
さらにオリンピック公式サイト『Olympics.com』も同メディアのXを共有したうえで、ワンツーフィニッシュを決めた三浦と佐藤に「おめでとう!」と異例の祝福メッセージを送っている。
今大会の優勝で12月の大舞台に自力で進出を決めた三浦は「しっかりグランプリファイナルでも結果を残せるように(日本に)帰ってからもしっかり練習したい」と誓い、頂上決戦に向けて気持ちを引き締めた。
構成●THE DIGEST編集部
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