ラグビー

「まさか日本に来るとは」ラグビーW杯決勝で感涙した南ア選手が入団会見で見せた”かわいすぎる姿”が話題に! 「癒される笑」

THE DIGEST編集部

2023.11.30

W杯で母国の優勝に貢献したコルビ。東京サンゴリアスの入団会見で披露した姿が話題だ。(C) Getty Images

 今年10月、世界中を興奮の渦に巻き込んだラグビーワールドカップ(W杯)。決勝から約1か月、死闘を演じたライバル同士が同じジャージに身を包み、新たなシーズンに向けて決意を示した。

 11月28日、東京・味の素スタジアムでニュージーランド代表のFLサム・ケインと南アフリカ代表のWTBチェスリン・コルビが、ジャパンラグビー「リーグワン」の東京サントリーサンゴリアスの入団会見に出席した。

 フランスで開催されたラグビーW杯ではファイナルで激突した両者。結果は12-11で接戦を制した南アフリカが連覇を達成。大会史上最多4度目の優勝を飾ったのは周知の事実だ。

 決勝のピッチに立ったコルビだったが、実はあるワンシーンが大きな脚光を浴びた。

 試合時間残り7分、30歳のスピードスターは故意にボールをはたき落としてしまったことで、イエローカードが出され10分間の一時的な退場(シンビン)となってしまった。

 1点差の緊迫した展開。ベンチへ退いた後、責任を感じたコルビはひとり少ない状況で必死に戦うチームメイトたちの試合を直視できず、残り5分頃から涙を隠すようにユニホームで頭を覆った。

 それでも、味方が最少リードを守り切ってノーサイドの笛が鳴り響くと、コルビは立ち上がって天を仰ぎ、歓喜の涙。主将のシヤ・コリシがすぐに彼のもとに駆け寄って抱き締め、頭にキスをして優勝の喜びを分かち合ったシーンは大きな感動を呼び、SNS上ではラグビー愛溢れる熱いコメントが多く寄せられた。

 スプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)の連覇に貢献した30歳は、この日の入団会見で早くもファンのハートを掴み、虜にしたようだ。
 
 真新しい黄色いジャージを着て、オールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)の主将と一緒に写真撮影に応じたコルビは、チームのマスコットキャラクターであるサンゴリアス君のぬいぐるみを渡されると、「ガハハハッ」と豪快に笑った。

 そして大事そうに抱えると、まるで恋人のように抱きつくパフォーマンスを見せた。これにはケインも笑いながらサンゴリアス君を間にはさみ、記念撮影。W杯で激闘を繰り広げたスター2人が、満面の笑顔で会場を和ませた。

 この記者会見を『Rugby World』が運営する公式YouTubeチャンネル日本語版が「ようこそ、日本へ。スター2人が揃って登場」と文面に綴り、ニュージーランドと南アフリカの国旗を添えて、2人の入団を歓迎した。ほっこりする映像に「かわいすぎる」「癒されるな笑」「世界トップレベルのプレーを見せて下さい」「すごい! まさか日本に来るとは」「絶対に観戦行きます!」など、日本のラグビーファンは世界トッププレーヤーの姿に早くも目が釘付けだった。

 2人以外にも、南アフリカ代表とニュージーランド代表の主力が多数所属する今シーズンのリーグワン。W杯を盛り上げたラガーマンたちが、今度は日本を舞台に火花を散らす。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】サンゴリアス君に抱きつくラグビーW杯南ア代表コルビ
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【動画】サンゴリアス君に抱きつくラグビーW杯南ア代表コルビ