現地時間11月29日、欧州バレーボール連盟が主催する2023-24シーズンCEVバレーボールカップでラウンド16のセカンドレグが行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・ミラノは、ベルギーリーグのデコスパン VTメネンとアウェーで対戦し、セットカウント3-2(25-16、25-20、22-25、28-30、15-9)で勝利を収めて16強入りを果たした。
ミラノは、1週前のホームでのファーストレグで3-0の快勝。10月の開幕から正セッターを欠き連敗を強いられたリーグ戦でも、2連勝で10位から7位へ浮上して上り調子だ。
一方でベルギー代表3選手を擁するVTメネンは、国内リーグで3連敗中。6節を終えて全9チーム中で8位と低迷を余儀なくされている。ミラノとのファーストレグでは、代表の1人でアウトサイドヒッター(OH)のマリン・ドゥキッチが全体2位の15得点をマークして奮闘した。
厳しい日程の中、週末のリーグ戦で2セット目以降にOH石川の休養を選択したミラノ。中2日で臨んだこの対戦でも、シーズン開幕からフル回転でチームを支えてきた大黒柱をベンチに留めて引き続き温存した。
先発は、OHオスニエル・メルガレホ(キューバ)とその対角にホーム戦のファーストレグで試合最多16得点を挙げたマテイ・カジースキ(ブルガリア)、司令塔がパオロ・ポッロ(イタリア)、MBは主将のマッテオ・ピアノ(イタリア)と、アグスティン・ロセル(アルゼンチン)に替えてマルコ・ヴィテッリ(イタリア)を起用。オポジット(OP)は、前回の対戦で足首負傷から3試合ぶりに先発出場したペータル・ディルリッチ(クロアチア)が第一子誕生により帯同せず、好調なフェレ・レゲルス(ベルギー)が開始からコートに立った。石川と同じく全試合に出場してきたリベロのダミアーノ・カターニア(イタリア)も休養のため途中からの出場。替わって19歳のルーカ・コロンボが初先発を果たした。
序盤から優位に立った第1セットは、3連続失点の後に細かくブレークを重ねてリードを広げる。終盤には、レゲルスの2連続エースを含むサーブで4連続ブレークに成功。10点差をつけてセットポイントを握ってからやや足踏みしたが、相手のサーブミスで試合を先行した。
サーブが好調なミラノは、第2セットでカジースキが2連続を含むエース3本が発動するなどして早々に4点のリード。中盤に入り巻き返した相手と拮抗した展開が続く。ヴィテッリのブロックで流れを引き戻してセットポイントを迎えた後、1セット目と同様に粘られるものの、再び相手が犯したサーブミスでセットを連取した。
この時点で、ファーストレグをストレート負けで終えたVTメネンが得失セット数で上回ることは不可能となり、ミラノのラウンド8進出が決定した。
ミラノは、1週前のホームでのファーストレグで3-0の快勝。10月の開幕から正セッターを欠き連敗を強いられたリーグ戦でも、2連勝で10位から7位へ浮上して上り調子だ。
一方でベルギー代表3選手を擁するVTメネンは、国内リーグで3連敗中。6節を終えて全9チーム中で8位と低迷を余儀なくされている。ミラノとのファーストレグでは、代表の1人でアウトサイドヒッター(OH)のマリン・ドゥキッチが全体2位の15得点をマークして奮闘した。
厳しい日程の中、週末のリーグ戦で2セット目以降にOH石川の休養を選択したミラノ。中2日で臨んだこの対戦でも、シーズン開幕からフル回転でチームを支えてきた大黒柱をベンチに留めて引き続き温存した。
先発は、OHオスニエル・メルガレホ(キューバ)とその対角にホーム戦のファーストレグで試合最多16得点を挙げたマテイ・カジースキ(ブルガリア)、司令塔がパオロ・ポッロ(イタリア)、MBは主将のマッテオ・ピアノ(イタリア)と、アグスティン・ロセル(アルゼンチン)に替えてマルコ・ヴィテッリ(イタリア)を起用。オポジット(OP)は、前回の対戦で足首負傷から3試合ぶりに先発出場したペータル・ディルリッチ(クロアチア)が第一子誕生により帯同せず、好調なフェレ・レゲルス(ベルギー)が開始からコートに立った。石川と同じく全試合に出場してきたリベロのダミアーノ・カターニア(イタリア)も休養のため途中からの出場。替わって19歳のルーカ・コロンボが初先発を果たした。
序盤から優位に立った第1セットは、3連続失点の後に細かくブレークを重ねてリードを広げる。終盤には、レゲルスの2連続エースを含むサーブで4連続ブレークに成功。10点差をつけてセットポイントを握ってからやや足踏みしたが、相手のサーブミスで試合を先行した。
サーブが好調なミラノは、第2セットでカジースキが2連続を含むエース3本が発動するなどして早々に4点のリード。中盤に入り巻き返した相手と拮抗した展開が続く。ヴィテッリのブロックで流れを引き戻してセットポイントを迎えた後、1セット目と同様に粘られるものの、再び相手が犯したサーブミスでセットを連取した。
この時点で、ファーストレグをストレート負けで終えたVTメネンが得失セット数で上回ることは不可能となり、ミラノのラウンド8進出が決定した。