フィギュアスケートのグランプリ（GP）ファイナルが12月７日、中国・北京で開幕。今年10月から行なわれたGPシリーズで出場権を得た上位６人・６組が世界一を争う。
【世界フィギュア PHOTO】氷上に舞う！“世界王者” 宇野昌磨の演技!!｜エキシビション特集

　日本勢からは、男女各３人が出場。男子は宇野昌磨、鍵山優真、三浦佳生、女子は坂本花織、住吉りをん、吉田陽菜が臨む。宇野の２連覇、坂本の初優勝に注目が集まるなか、イタリアメディアの『OAスポーツ』が今大会の展望記事を掲載した。

　まず、同メディアは「いよいよ2023-2024シーズン最初の主要大会であるフィギュアスケートのGPファイナルが北京で開幕する」としたうえで、「中国の氷上では、予想外の展開が待っているかもしれない」と報じた。
  　そのなかでも、男子シングルは「最もエキサイティングな戦いになるだろう」と予測。今季のGPシリーズのフランス大会、中国大会を制したアダム・シャオ イム ファ（フランス）の好調ぶりに目を向けるも「しかし、彼を脅かす対戦相手は何人もいるだろう。例えば、４回転半ジャンパーのイリア・マリニン（アメリカ）、世界王者のショウマ・ウノ、そして怪我から復帰を果たしたユウマ・カギヤマといったライバルがいる」と伝えている。

　一方、女子シングルでは世界女王の坂本に熱視線。「これまでのキャリアで一度も達成したことのないGPファイナル優勝を狙うカオリ・サカモトにスポットライトが当てられている」としたうえで、「ルナ・ヘンドリックス（ベルギー）、イザボー・レビト（アメリカ）が彼女を追いかけることになるだろう」と予想。「しかし、ハナ・ヨシダ、リオン・スミヨシ、そしてニーナ・ピンザローネ（ベルギー）の存在も忘れてはならない」と見解を述べた。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】宇野昌磨の２連覇なるか？ 復活の鍵山優真、４回転ループ挑戦の三浦佳生らが立ち向かう【GPファイナル】

【関連記事】世界女王・坂本花織が優勝候補の一角！ 若手の吉田陽菜＆住吉りをんは大舞台で実力を発揮できるか？【GPファイナル】

【PHOTO】宇野昌磨がルフィ、本田真凜がビビ、本田望結がナミを再現！「ワンピース・オン・アイス」公開リハの貴重なショットをお届け！