12月22日、フィギュアスケートの『全日本選手権』２日目が、長野・ビッグハットで開催された。女子ショートプログラム（SP）では、怪我をおして出場した本田真凜が全身全霊の演技を見せ、ファンに感動を与えた。

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　2016年世界ジュニア女王は、大会前に右骨盤を痛めたが棄権を回避。冒頭の３回転サルコーを着氷させると、続く３回-２回転の連続トーループも降りた。最後のダブルアクセルは両足着氷となったものの、「Faded」の音色に合わせて優雅に銀盤を舞った。

　演技後には感極まり涙を流した本田は、氷を右手でタッチしリンクを後にした。結果は44・42点で28人中最下位。上位24人によるフリーに進めなかったが、多くのファンの心を震わせたようで、ネット上には以下のようなコメントが届いている。
  「やっぱり真凜ちゃんにしかできない美しいスケーティングってあると思うんだよね」
「あの着氷時やスケーティングの柔らかさは、唯一無二だと思う！」
「ビールマンスピン美しかった」
「情感のこもったステップとても良かった！」
「真凜ちゃんが作り出す空気感はやっぱり特別」
「やっぱり真凜ちゃんはリンクに映える」

　大学生として最後の全日本を終えた22歳。去就について明言は避けたものの、“引退”の２文字が囁かれている。そのため「やっぱり最後なのかな」「まだ辞めないでほしいよ～」「これからも真凜ちゃんのスケートを見たいです」といった現役続行へのラブコールも数多く送られている。

構成●THE DIGEST編集部

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