専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

12人参戦のランブル制した上谷沙弥、舞華が保持する赤いベルトに挑戦へ「ずっと願い続けていたベルト。舞華の下だとは思ってない」【スターダム】

THE DIGEST編集部

2024.01.07

白いベルトの挑戦権を得た上谷。舞華との激闘に期待だ。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

白いベルトの挑戦権を得た上谷。舞華との激闘に期待だ。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 スターダムは『NEW YEAR STARS 2024 in KORAKUEN』1.6東京・後楽園ホール大会を開催した。この日は4試合で勝負したスターダム。第2試合では岩谷麻優(IWGP女子)&ジュリア(STRONG女子)と舞華(ワールド・オブ・スターダム)&安納サオリ(ワンダー・オブ・スターダム)のシングルチャンピオン同士によるスペシャルタッグマッチが組まれ、試合は20分フルタイムのドローに終わっている。またセミファイナルでは安納が保持している白いベルトことワンダー王座の次期挑戦者を決めるニューイヤー・ワンダーランブル(12人参加)が行われ、スターライト・キッドが羽南をスター・スープレックス・ホールドで仕留め、36分47秒の死闘を制し安納への挑戦を決めている。

【スターダムPHOTO】上谷沙弥と林下詩美のAphroditEが揃って復帰!
 メインイベントでは、舞華が保持している赤いベルトことワールド王者の次期挑戦者を決めるべくニューイヤー・ワールドランブル(12人参加)を開催。赤いベルトを狙う選手たちの意地が爆発した闘いとなったが、最後は上谷沙弥と白川未奈の一騎討ちとなり、上谷がフェニックス・ストライクを決めて3カウントを奪取。32分21秒に渡る激闘を制した。

 白いベルトは巻いたことがある上谷だが、赤いベルトはまだ巻いていないとあって、ライバルの舞華に先を越されたことには思うところがあったようだ。試合後、マイクを持った上谷は「赤いベルトの挑戦権を取ったぞ! 最高のお年玉をありがとうございます。赤いベルトの初防衛戦で舞華は落とすことになるな。赤いベルトに相応しいのはこの私だ!」とリングに上がった舞華に言い放つと、舞華は「上谷! オマエは私のいいところにいつも立って来るよね。まあ、いいよ。福岡の私の凱旋マッチ、オマエに負けて家族の目の前で恥をかかされたし、いいよ。ただオマエが言うお年玉そんなに軽いもんじゃねぇぞ。2月4日、エディオン第1競技場、そこであの時の屈辱を晴らしてやる」と2年前の5月に白いベルトの王者だった上谷に、地元の福岡で挑戦するも敗れてしまった過去を振り返り、今度は逆の立場でリベンジするという。

 バックステージで上谷は「ランブル私が勝利して赤いベルトの挑戦権獲得しました!赤いベルトは去年5★STARで欠場してからずっと外で見る事しか出来ず、めちゃくちゃ悔しい思いをしてた。ずっと願い続けていたベルト。今、舞華が持って勢いつけてますけど、私は舞華の下だとは思ってません!必ず私が赤いベルトを巻いてぶっ倒します。見ていてください」とタイトル奪取を宣言。舞華が奪取したことにより赤いベルト戦線は一気に若返りが進むことになりそうだ。

◆スターダム◆
『NEW YEAR STARS 2024 in KORAKUEN』
2024年1月6日
東京・後楽園ホール
観衆 800人
▼ニューイヤー・ワールドランブル(12人参加)
○上谷沙弥【5】(32分21秒 片エビ固め)白川未奈【9】●
※フェニックス・ストライク
※上谷が優勝。
<退場順>
1.壮麗亜美【7】 2.鈴季すず【4】 3.刀羅ナツコ【8】 4.メーガン・ベーン【3】 5.MIRAI【6】 6.高橋奈七永【10】 7.朱里【1】 8.林下詩美【2】
※【カッコ】内は入場順。

文⚫︎どら増田

【動画】上谷沙弥がバックステージで赤いベルトへの想いを激白!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号