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格闘技・プロレス

IWGP女子王座を死守した岩谷麻優「チャンピオンとして歴史に名を刻めるようなレスラーになりたい」【スターダム】

どら増田

2024.01.04

IWGP女子王座を死守した岩谷。朱里との壮絶な一戦を制した。写真:立川風月

IWGP女子王座を死守した岩谷。朱里との壮絶な一戦を制した。写真:立川風月

 スターダムは『イッテンヨン・スターダムゲート 2024』1.4東京・TDCホール大会を開催した。スターダムが同会場に進出するのは初めてで、16時半から開催する新日本プロレス東京ドーム大会に併せての開催となった。メインイベントでは、IWGP女子選手権試合、チャンピオンの岩谷麻優に朱里が挑戦している。

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「2023年、私はシングルのベルトに縁がありませんでした。2024年は、動きます。イッテンヨン、岩谷麻優の持つIWGP女子チャンピオンベルトを奪取し、海外でも、新日本プロレスでも防衛戦をして、歴史を作ります。私がスターダムのおもしろさを世界に伝えたい。また、アントニオ猪木さんが巻いたIWGPの名のつくベルトを私が巻き、女子プロレス界のアントニオ猪木を目指す。2024年、私がIWGPを巻きます。言ったことは達成させる! 必ず!」と燃える闘魂の継承とともに2024年、積極的に動くためにIWGP女子王座というアイテムが欲しい朱里は12.24東京・後楽園ホール大会で挑戦表明。

 これを岩谷は「正直、本当に怖いです。朱里、メチャクチャ怖い。過去に自分が赤いチャンピオンだったときは挑戦してきて、自分が防衛して、朱里がチャンピオンのときは、自分が挑戦して、朱里が防衛して、その時点で1対1。5★STAR GPのシングルでは負けてしまいまして、朱里が勝ち越し。そういう状況になっているので、このイッテンヨンIWGPタイトルマッチ、必ず自分が防衛して2対2に持ち込んで、次は勝ち越して、どんどんどんどん自分が上に行きたいと思ってます。時代なんか作らせませんし、このIWGPの時代は岩谷麻優が作っていく。TDCホールか。イッテンヨンTDCホール、お昼の興行なので、ちゃんとこのベルトを防衛して、イッテンヨンの(新日本プロレス)東京ドームにつなげたい」と王者として朱里を正面から迎え討つことを宣言している。

 場内はセミファイナルで発表されたジュリア率いるDDM解散宣言で騒然となる中、元DDMの朱里が久々に目立った舞台に登場。岩谷もシングルでは久々のメインイベント登場だ。岩谷の右手の指にはガチガチのテーピングが巻かれている。両者はバックの取り合いから、お互いの攻撃を読み合っていく。岩谷は朱里を場外に落とすとトペを放つ。朱里が場外で形勢を逆転させるが、岩谷はエプロンでドラゴンスープレックスを放ちペースを握らせない。

 これに対して朱里は打撃で岩谷にダメージを与える。これをゾンビパワーで凌ぐ岩谷は雪崩式フランケンシュタイナーからミサイルキック、ダイビングボディプレスと叩き込むもカウントは2。すると朱里は関節地獄に持ち込むも岩谷はリバースのフランケンシュタイナーから蹴りを放つとムーンサルトプレスを放つも決まらない。ドラゴンスープレックスから2段式ドラゴンも朱里の足はロープに。最後は粘る朱里をドラゴンズ・レイ(雪崩式のリバースフランケンシュタイナー)で丸め込んで3カウント。岩谷が防衛に成功した。
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