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「伝説を築き続けている!」小林陵侑、3度目のジャンプ週間Vに欧州メディア称賛!「史上最高のジャンパーになるチャンスがある」

THE DIGEST編集部

2024.01.11

ジャンプ週間で総合優勝を手にした小林に欧州メディアも注目している。(C)Getty Images

 北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑が現地1月6日、伝統のジャンプ週間で2季ぶり3度目の総合優勝を飾った。昨年末から行なわれてきた4戦とも未勝利ながら、全戦2位のリザルトを残し総合トップに立つという、安定感&強さをみせつけた。

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 今季のワールドカップ(W杯)は、ここまで白星はゼロの小林が、この伝統戦のタイトルを掴んだことに欧州メディアも賛辞を贈る。ポーランドのニュースサイト『Onet』は9日、これまでの実績と今回の優勝を称えた小林の特集記事を掲載した。

 同メディアは「この日本人はまだ27歳で、史上最高のジャンパーになるチャンスがある」と期待を膨らませ、「すでに5年前のグランドスラムで日本人はジャンプ週間の歴史にその名を刻んだが、彼はそれに満足せず、伝説を築き続けている」と4戦全勝を飾った2018-19シーズンの結果を踏まえ、3度目の快挙を称えた。

 優勝回数が史上3位タイに浮上した小林。「大会3勝目を挙げ、歴代ランキング3番に入った」「ドイツのイェンス・ヴァイスフロッグ(4勝)とヤンネ・アホネン(5勝)が上位にいる」とレジェンドに次ぐ偉業とした。
 
 また同記事では、「現在27歳の日本人は、ジャンプ週間での成功を収めたほか、オリンピックで金メダルと銀メダル、ワールドカップで2つのクリスタルグローブ、ローエアー優勝、世界選手権で銀メダルを獲得している。ワールドカップの表彰台には30回立った」と実績を列挙。さらなる栄誉への期待と称賛の言葉をつづけた。

「1月のスキー・フライング世界選手権ではメダルを獲得できる。過去10年間で、コバヤシの成功に匹敵するのはカミル・シュトッホ(ポーランド)かシュテファン・クラフト(オーストリア)しかいない。この日本人は、史上最も偉大なジャンパーになるための完璧な道を歩んでいる」

「プレッシャーに強い」「大きな挑戦を恐れない」などと卓越した才能が認められている小林。冬の寒空をかっ飛ぶ王者の姿が、現地メディアの関心を惹きつけているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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