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「自分の好きな風が吹いてきた」サーフィン矢作紋乃丞が渾身のエアリバースを決めてWJCベスト16進出!「良い波に乗れて楽しかった」

THE DIGEST編集部

2024.01.11

次戦、昨年王者との対決に注目が集まる。(C)Getty Images

 現地時間1月10日、米カリフォルニア州サンディエゴのオーシャンサイド・ピアで行なわれたワールド・サーフィン・リーグ(WSL)2023 SAMBAZONワールド・ジュニア・チャンピオンシップ(WJC)に出場した矢作紋乃丞はダイナミックなエアリバースを決めて敗者復活戦を制し、ベスト16進出を決めた。

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 矢作は2003年生まれ、神奈川県藤沢市出身のプロサーファーで、得意な技はベスト16進出を決める試合でも繰り出したダイナミックなエアーだ。2019年米カリフォルニア州ハンティントンビーチで行なわれたISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップの波乗りジャパン代表選手として出場。昨年12月にはアジアリージョナルのクオリファイシリーズ(QS)The Open Surfing Hyuga Proでも初優勝を飾るなど、いま乗りに乗っている期待の新星だ。

 そんな矢作は、第2ヒートで登場。会場となっているオーシャンサイドのコンディションは2~3フィート程で風が変化していく中で、上手く風を読み10本のライディングを行なった。得点の高い2本の合計点を争う中、4本目で7.50点の高スコアをマークし、7本目のライディングではダイナミックなエアリバースを決めて8.17点を叩き出すライディングを披露。合計15.67点でベスト16進出を決めた。

 試合後のインタビューで「自分のヒートの前に風が強くなっていくのを感じて、自分の好きなエアーに最適な風が吹いてきたと思った。それにハワイのブロディ・セールのエアーが凄いのを知っていたし、エアーを狙っていて、厳しい戦いだったけど、良い波に乗れた時は楽しかったです!」と語った。

 次のラウンド16では、昨年のWJC王者のオーストラリア出身ジャーヴィス・アールと対戦する。また同じくベスト16進出を決めた日本人選手の岩見天獅と都築虹帆の活躍にも期待したい。

 WSLは、現地時間1月11日午前7時30分にコンディションを評価し、午前8時5分の競技開始を決定する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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