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フィギュア

千葉百音が自己ベストを大幅に更新する214.98点で四大陸選手権初V!! 3月の世界選手権に弾みつける国際大会初タイトル!渡辺倫果も3位で日本人W表彰台!

THE DIGEST編集部

2024.02.02

前回3位の千葉は念願の初優勝を飾った。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

前回3位の千葉は念願の初優勝を飾った。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 悲願の国際大会初のタイトルを掴んだ。

 中国・上海で開催されているフィギュアスケートの四大陸選手権は現地2月2日、女子フリーが行なわれ、千葉百音が自己ベストを約10点も超える214.98点で初優勝を飾った。トリプルアクセルを決めた渡辺倫果が202.17点の3位で日本勢がダブル表彰台。三原舞依は7位に終わった。

 前日のショートで首位発進した千葉は大トリで登場。コーチを務める濱田美栄氏の激励を受けて氷上に立った高校3年生は大舞台で見事な演技を見せた。

 千葉は冒頭のフリップ+トウループの連続3回転を決めると、続くダブルアクセル、3回転サルコウも着氷。後半では3つのコンビネーション、3回転ルッツ+ダブルアクセル、そして最後の3ルッツを降りると笑顔が弾けた。

 伸びやかなスケーティングと豊かな表現力を魅せ、スピンはすべて最高評価のレベル4を獲得して会場のファンを魅了。演技後は両手でガッツポーズが飛び出し、リンクサイドで見守った濱田コーチも飛び跳ねて大喜びするほど、会心の出来だった。
 
 フリーの得点は自己ベストを超える143.88点で、合計点もパーソナルベストを大きく更新。得点を濱田コーチと確認すると、千葉は満面の笑みを浮かべた。

 前回3位だった舞台。シニア1年目で迎えた今回は表彰台の真ん中に立ち、堂々と日の丸を掲げた。

構成●THE DIGEST編集部

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