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格闘技・プロレス

同期の藤田和之と25年ぶりに再会の真壁刀義が大独演会「俺にとっちゃ最高の敵だよ。最高の同期だよ」【ノア】

どら増田

2024.02.17

試合後に真壁(左)が大独演会を演じた。写真:NOAH

試合後に真壁(左)が大独演会を演じた。写真:NOAH

 プロレスリング・ノアはTEAM NOAH(潮崎豪、モハメド・ヨネ、齋藤彰俊、小峠篤司、Hi69)による新ブランド『LIMIT BREAK』の旗揚げ興行『LIMIT BREAK 1~Starting Over~』2.15東京・後楽園ホール大会を開催した。今大会に出場したノアの所属選手はTEAM NOAHのメンバー以外は新人の大和田侑のみ。他団体やフリーの選手が参戦し、斬新なカードが並んだ。

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 セミファイナルでは、藤田和之&齋藤彰俊が、新日本プロレスのG.B.H、真壁刀義&本間朋晃と対戦。藤田と真壁は新日本時代の1996年入団の同期で、25年ぶりの再会。彰俊も新日本に所属していただけに、ゆかりのある選手同士のマッチアップとなった。真壁は2010年5月にIWGPヘビー級王座を戴冠した際、インタビューで「その時が来たらこっちから指名してやるから藤田クン待ってろよ」と話していたが、ここまでシングルだけじゃなく、タッグでも交わることはなかった。そのため、今回対戦が決まったことを受けて、ノアの公式YouTubeチャンネルでも熱い思いを口にしている。

 そんな真壁に藤田は試合前、まむしドリンクを手渡すが、真壁は口に含むと藤田の顔面に噴射。これで会場の空気が一変し、緊張感溢れる雰囲気の中、彰俊と本間もヒートアップ。特に本間は爪痕を残すべく藤田に喰らいついていくのが印象的だった。最後は真壁のキングコングニードロップが彰俊に決まりカウント3。G.B.Hが勝利を収めたが、藤田と睨み合うと殴り合ってから興奮状態でリングを後にする。

 バックステージで悔しさを滲ませた本間の後に真壁は「やっぱ藤田和之、野獣だね。野獣だね。俺にとっちゃ最高の敵だよ。最高の同期だよ。だからこそ燃えてくるしよ、ふざけんじゃねえって思ったよね。試合中、何回飛んだかわかんねえよ。そういうことだ。でも見ての通り、何年?(対戦は)25年、7年? 27年ぶり? 再会したろ。地球ってのはよ、お前らたぶんわかんねえと思うけどよ、丸いんだよね。だから逆方向いってたって、片方のどっかいってたって必ず交わるんだって。それが今回のこのノア大会だろ。今日の客見たろ? 興奮してたろ? 真壁刀義と藤田和之。そして齋藤彰俊と本間・ザ・こけし。これ以上のタッグチームあるかって? これ以上のカードはねえよな。他団体の選手呼んでよ。それは俺も自負してる。ヤツも自負してる。そして藤田和之も自負してる。いいんじゃねえの」といつも以上に饒舌に藤田との再会を熱く振り返った。
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