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格闘技・プロレス

「また戻ってきます!」ノア清宮海斗が無念の予選敗退も来年の新日本G1参戦を堂々宣言「主役と優勝を獲ってやります!」

どら増田

2023.08.07

ノア所属として新日本のG1に参戦した清宮は予選敗退を喫したが、来年へのリベンジを早くも宣言した。写真:新日本プロレスリング

ノア所属として新日本のG1に参戦した清宮は予選敗退を喫したが、来年へのリベンジを早くも宣言した。写真:新日本プロレスリング

 まさかの予選敗退だ。プロレスリング・ノアから単独参戦している清宮海斗が準々決勝トーナメント進出を逸してしまった。

 新日本プロレスは『G1クライマックス33』8.5 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会を開催。第7試合ではAブロック公式戦、成田蓮と清宮が対戦した。

 新日本仕込みの成田と、ノア仕込みかつ古き良きアメリカンプロレスを敬愛する清宮によるスリリングなグラウンドの攻防を経ると、終盤に清宮が怒涛のアクションを仕掛ける。フランケンシュタイナー、ジャンピングニー、タイガースープレックスホールド、変型タイガードライバーと次々に畳みかけて、成田を追い込んだ。

 だが、新日本期待の戦士はこれを踏ん張ると、清宮はトドメとばかりに変形シャイニングウィザードを放つ。ところが、成田がこれをキャッチしたまま電光石火のフロントスープレックスホールドが炸裂。清宮から3カウントを奪った。所属であるノアのシリーズを休んでまで頂点を掴みに挑んだ清宮の夏が、終わりを告げるゴングが会場に鳴り響いた。
 
 バックステージで倒れ込みながら清宮は「クソ、クッソー!」と悔しさを滲ませると、「もうオレの『G1』は終わったんすか?」と、まだ敗退したことが信じられないといった表情だったが、「いや、まだ主役までの道のりは終わってないと思います」と前を見据える。「オレは『G1クライマックス』、また戻ってきます!ここにまた戻ってきます!そのときは、今度こそは『G1』の主役、優勝獲ってやります!」と来年以降、再び『G1』に参戦する意志を明らかにした。

 予選敗退となってしまった清宮だが、対戦したIWGP世界ヘビー級王者SANADAからも高評価されており、何より今回の収穫は新日本のファンからも支持を集めたことが大きい。『G1』帰りの清宮が今後、ノアでこの経験をどのように活かしていくのか。成長著しい27歳のファイトに、引き続き注目したい。

 なお、Aブロック公式戦はこの日をもって全日程が終了。優勝候補のSANADAが1位、そして2位通過が開幕3連敗から怒涛の巻き返しを見せたヒクレオが、準々決勝トーナメント進出を決めている。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス33』
2023年8月5日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆 3150人
▼『G1クライマックス33』Aブロック公式戦(20分1本勝負)
【2勝3敗2分け・6点】○成田蓮(15分17秒 フロントスープレックスホールド)清宮海斗●【2勝3敗2分け・6点】

文⚫︎どら増田

【動画】意地と意地がぶつかり合った成田蓮vs清宮海斗の激闘をチェック

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