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「はっ? なんで」”日本だけ”試合時間が男女でまさかのバッティング! 異例な同時刻スタートに戸惑いの声が続々「どっちも見たいのに…」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2024.02.22

22日の準々決勝で日本は男女が同時間帯での試合開始が決定した。(C)WTT、Getty Images

 まさかのバッティングに戸惑いの声が漏れている。

 現地2月21日、韓国・釜山で開催されている卓球の世界選手権団体戦は決勝トーナメントが行なわれ、午後5時に開始した女子の日本代表(世界ランク2位)はクロアチア代表(同41位)を寄せ付けず、3-0のストレートで撃破。午後8時に始まった男子の日本代表(同3位)もオーストリア代表(同10位)を3-0で破り、男女ともパリ五輪の団体出場権とシングルス2枠を確保した。

 今大会の大きなミッションのひとつであるパリ切符を見事に掴んだ日本。今大会は3位決定戦を実施しないため、準々決勝がメダルを懸けた一戦となる。22日に女子は世界ランク7位のルーマニア代表と対戦。一方の男子は卓球王国の中国と激突。金メダル候補が早くもベスト8で相まみえる今大会最大の注目カードと言っても過言ではない。

 決勝トーナメント2回戦が終了後、ワールドテーブルテニス(WTT)の公式サイトは、準々決勝カードの試合時間を同サイト上で発表した。日本の試合時間を見てみると、なんと日本の男女はともに午後8時開始と記されていた。ちなみに、男女の対戦カードと時間帯(現地)は下記の通り。日本だけが、同時刻スタートである。

▼22日
女子 準々決勝 台湾 vs 香港(午前10時)
男子 準々決勝 フランス vs ポルトガル(午後1時)
女子 準々決勝 中国 vs 韓国(午後5時)
女子 準々決勝 フランス vs ドイツ(午後5時)
男子 準々決勝 中国 vs 日本(午後8時)
女子 準々決勝 ルーマニア vs 日本(午後8時)

▼23日
男子 準々決勝 デンマーク vs 韓国(午前10時)
男子 準々決勝 台湾 vs ドイツ(午後5時)
 
 まさかの同時間帯での試合開始には、日本の卓球ファンを中心に現地でも驚きの声が広がっている。無論、SNS上では戸惑いと苛立ちが溢れている。

「ええっ!! どっちも見たいのに」
「はっ? なんで日本だけ同じ8時スタートなの?」
「運営ふざけんな!」
「どーなってるのこれ。誰か教えて」
「明日は20時からテーブル1で日本男子が中国と、テーブル2で日本女子がルーマニアと対戦という、まさかの同時間帯…なんでやねん」

 女子は早田ひな、平野美宇、伊藤美誠の「黄金世代」を中心に15歳の張本美和、19歳の木原美悠ら若い世代が躍動し、グループステージから怒涛の5連勝。それもオール・ストレート勝ちと盤石の試合を見せ、大いにメダルが期待できる。一方の男子は、準々決勝で早くも卓球ファン垂涎のプラチナカードが実現。若きエース張本智和は一戦ごとに頼もしさが増し、チーム最年少の16歳・松島輝空は今大会で格上の台湾王者をフルセットの末に撃破するなど、急成長を見せている。

 どちらも見逃せないカードであることは確か。悩ましい限りである。

構成●THE DIGEST編集部

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