決戦前の微笑ましいシーンが話題となっている。
連日、韓国・釜山を舞台に熱戦が繰り広げられている卓球の世界選手権団体戦は現地2月21日から決勝トーナメントに突入した。女子の日本代表(世界ランク2位)はクロアチア代表(同41位)と対峙し、マッチカウント3-0で勝利を収め、今夏のパリ五輪団体出場権を確保。五輪のシングルス2枠も獲得した。
今大会の大きな目標のひとつであるパリ五輪への切符獲得を見事に完遂した日本。エースの早田ひなを中心に平野美宇、伊藤美誠ら2000年生まれの「黄金世代」がチームを牽引。パリ五輪代表を掴み取った15歳の張本美和、19歳の木原美悠の若い世代も躍動し、グループステージから怒涛の5連勝。オールストレート勝ちという他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せてベスト8まで進出した。
8強入りを決めた日本女子。その中で、決勝トーナメント2回戦(対クロアチア戦)直前の早田とチームメイトのやり取りがSNSを中心に小さくない話題となっている。
会場入り口で、試合前の早田とサポートメンバーで帯同している長﨑美柚がバッタリ会う。すると2人はすぐに抱きつき、肩を抱き合いながら笑顔で談笑し、ウォーミングアップルームへ。2人の会話を聞くと、どうやら試合後のパフォーマンスについて念入りに作戦会議をしているようだった。
長崎「今日は約束できてなかったからさ~」
早田「何やるかな~と思って待ってた」
長崎「明日はこれ?(左手を頬にあてる)」
早田「ハハハハハハハ」
長崎「みんなで終わったら、こう?(お猿ポーズ)」
早田「あっ、こっちね(笑)」
長崎「こうでもいいか」
早田「フフフフフ」
まるで姉妹のような仲睦まじい姿を中継局のテレビ東京カメラは見逃していなかった。この様子を生中継したクロアチア戦の試合前に差し込むと、解説を務めた2012年ロンドン五輪団体銀メダリストの平野早矢香氏はこのシーンを見て「いいですね。練習相手として帯同している長崎選手の方がにこやかに。本当にチーム全員が仲良いですよね」とチーム一丸で戦っている姿を称えていた。
チームメイトとの何気ない会話でリラックスした早田。トップバッターとして先陣を切った全日本女王は3-0の完勝を収めてチームに勢いをつけると、2番手の張本、3番手の平野もストレート勝ちで、ひとりもゲームを落とさずクロアチアを圧倒した。
試合には出られずとも、裏方としてチームを縁の下から支える長崎の姿には反響が続々と寄せっれている。「このコンビのやりとり微笑ましい」「ほっこりやね」「長崎は心中悔しい部分もあるのだろうけど、笑顔で裏方として支えてくれてる。あっぱれ!」「しっかりサポートメンバーとして参加して健気ですな」「ブラジル戦後のお猿ポーズも美柚ちゃんの指示だったのかな?笑」「長崎さん、献身的なサポート素晴らしいです」などと称賛を浴びている。
日本は22日の午後8時から4強入りを懸けて世界ランク7位のルーマニア代表と激突する。打倒・中国を誓うチームは、この試合に勝てばメダルが確定する重要な一戦で、周囲の期待は日増しに高まっている。
構成●THE DIGEST編集部
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今大会の大きな目標のひとつであるパリ五輪への切符獲得を見事に完遂した日本。エースの早田ひなを中心に平野美宇、伊藤美誠ら2000年生まれの「黄金世代」がチームを牽引。パリ五輪代表を掴み取った15歳の張本美和、19歳の木原美悠の若い世代も躍動し、グループステージから怒涛の5連勝。オールストレート勝ちという他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せてベスト8まで進出した。
8強入りを決めた日本女子。その中で、決勝トーナメント2回戦(対クロアチア戦)直前の早田とチームメイトのやり取りがSNSを中心に小さくない話題となっている。
会場入り口で、試合前の早田とサポートメンバーで帯同している長﨑美柚がバッタリ会う。すると2人はすぐに抱きつき、肩を抱き合いながら笑顔で談笑し、ウォーミングアップルームへ。2人の会話を聞くと、どうやら試合後のパフォーマンスについて念入りに作戦会議をしているようだった。
長崎「今日は約束できてなかったからさ~」
早田「何やるかな~と思って待ってた」
長崎「明日はこれ?(左手を頬にあてる)」
早田「ハハハハハハハ」
長崎「みんなで終わったら、こう?(お猿ポーズ)」
早田「あっ、こっちね(笑)」
長崎「こうでもいいか」
早田「フフフフフ」
まるで姉妹のような仲睦まじい姿を中継局のテレビ東京カメラは見逃していなかった。この様子を生中継したクロアチア戦の試合前に差し込むと、解説を務めた2012年ロンドン五輪団体銀メダリストの平野早矢香氏はこのシーンを見て「いいですね。練習相手として帯同している長崎選手の方がにこやかに。本当にチーム全員が仲良いですよね」とチーム一丸で戦っている姿を称えていた。
チームメイトとの何気ない会話でリラックスした早田。トップバッターとして先陣を切った全日本女王は3-0の完勝を収めてチームに勢いをつけると、2番手の張本、3番手の平野もストレート勝ちで、ひとりもゲームを落とさずクロアチアを圧倒した。
試合には出られずとも、裏方としてチームを縁の下から支える長崎の姿には反響が続々と寄せっれている。「このコンビのやりとり微笑ましい」「ほっこりやね」「長崎は心中悔しい部分もあるのだろうけど、笑顔で裏方として支えてくれてる。あっぱれ!」「しっかりサポートメンバーとして参加して健気ですな」「ブラジル戦後のお猿ポーズも美柚ちゃんの指示だったのかな?笑」「長崎さん、献身的なサポート素晴らしいです」などと称賛を浴びている。
日本は22日の午後8時から4強入りを懸けて世界ランク7位のルーマニア代表と激突する。打倒・中国を誓うチームは、この試合に勝てばメダルが確定する重要な一戦で、周囲の期待は日増しに高まっている。
構成●THE DIGEST編集部
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