中学生コンビが日本フィギュアの歴史に新たな金字塔を刻んだ。
現地3月1日、台湾・台北で開催されているフィギュアスケートの世界ジュニア選手権は女子フリーが行なわれ、島田麻央が合計218.36点を叩き出し、ショート首位だったシン・ジア(韓国)を交わして逆転優勝。男子も含めて初めて世界ジュニア2連覇を達成した。13歳の上薗恋奈も銅メダルを獲得し、日本勢がダブル表彰台の大仕事をやってのけた。
2月28日のショートでは72.60点の2位で好位置につけ、優勝を射程圏内に捉えていた島田。昨年末の全日本選手権で4位に入った上薗が完璧なノーミス演技を見せて暫定首位(194.70点)、直前に滑った櫛田育良が暫定3位(180.97)で終えたなか、15歳は連覇を懸けて最終グループの5番滑走で登場した。
島田は冒頭トリプルアクセルの着地が乱れたが、続く4回転トウループは鋭く回り切って着氷。GOE(出来栄え点)の速報値は2.09点と高い加点がつく大技を、この大舞台で成功させる強心臓ぶりを発揮した。
勢いに乗った島田は3つのコンビネーションジャンプを含め、すべてのジャンプをノーミスで切り抜けると、そのあとは圧巻の演技を披露。軸がブレないスピンや優雅なスケーティングでレベルの取りこぼしも少なく、高い技術力と持ち味の表現力を遺憾なく発揮して会場を虜にした。
注目の得点はフリー145.76点でシーズンベストを更新。合計点で首位に立ち、表彰台が確定すると島田の目からは涙がこぼれ落ちた。
最終滑走のシン・ジアが212.43点で5.93点届かず2位に終わり、島田が金メダルを手中に収めた。初出場の上薗が銅メダル、櫛田は惜しくも表彰台を逃し5位となったが、日本がフィギュア大国としての威信を示す素晴らしい結果となった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】15歳・島田麻央が大技4Tを決めた瞬間&13歳の上薗恋奈がパーフェクト演技!
現地3月1日、台湾・台北で開催されているフィギュアスケートの世界ジュニア選手権は女子フリーが行なわれ、島田麻央が合計218.36点を叩き出し、ショート首位だったシン・ジア(韓国)を交わして逆転優勝。男子も含めて初めて世界ジュニア2連覇を達成した。13歳の上薗恋奈も銅メダルを獲得し、日本勢がダブル表彰台の大仕事をやってのけた。
2月28日のショートでは72.60点の2位で好位置につけ、優勝を射程圏内に捉えていた島田。昨年末の全日本選手権で4位に入った上薗が完璧なノーミス演技を見せて暫定首位(194.70点)、直前に滑った櫛田育良が暫定3位(180.97)で終えたなか、15歳は連覇を懸けて最終グループの5番滑走で登場した。
島田は冒頭トリプルアクセルの着地が乱れたが、続く4回転トウループは鋭く回り切って着氷。GOE(出来栄え点)の速報値は2.09点と高い加点がつく大技を、この大舞台で成功させる強心臓ぶりを発揮した。
勢いに乗った島田は3つのコンビネーションジャンプを含め、すべてのジャンプをノーミスで切り抜けると、そのあとは圧巻の演技を披露。軸がブレないスピンや優雅なスケーティングでレベルの取りこぼしも少なく、高い技術力と持ち味の表現力を遺憾なく発揮して会場を虜にした。
注目の得点はフリー145.76点でシーズンベストを更新。合計点で首位に立ち、表彰台が確定すると島田の目からは涙がこぼれ落ちた。
最終滑走のシン・ジアが212.43点で5.93点届かず2位に終わり、島田が金メダルを手中に収めた。初出場の上薗が銅メダル、櫛田は惜しくも表彰台を逃し5位となったが、日本がフィギュア大国としての威信を示す素晴らしい結果となった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】15歳・島田麻央が大技4Tを決めた瞬間&13歳の上薗恋奈がパーフェクト演技!
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