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格闘技・プロレス

新日本52年目の『旗揚げ記念日』、IWGP世界ヘビー王者の内藤哲也がジュニア王者SHOを粉砕!「まだまだ俺の楽しみは残ってるな」

どら増田

2024.03.08

内藤がSHOを撃破した。写真:新日本プロレスリング

内藤がSHOを撃破した。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスは創立52周年となる『旗揚げ記念日』3.6東京・大田区総合体育館体育館大会を開催した。新日本は1972年の3月6日に同会場の前身である大田区体育館で旗揚げ。メインイベントでは創業者のアントニオ猪木が師匠のカール・ゴッチと対戦している。あれから53年が経ち、今年の記念大会のメインイベントでは、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也と、IWGPジュニアヘビー級王者のSHOによるヘビー級とジュニアヘビー級による頂上決戦がラインナップされた。

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 セミファイナルで行なわれた『NEW JAPAN CUP 2024』(NJC)トーナメント1回戦で海野翔太を破ったAEWのジャック・ペリーがH.O.Tに電撃加入し、場内が騒然とするんなか、まずH.O.TのSHOが入場すると、マイクを掴み「オレに負けたらアイツはベルトを返上するんだろ? 公式でちゃんと発表しろ」と挑発。ここで内藤のテーマ曲がヒットすると、SHOは自身が入場した花道から裏に回って内藤を背後から襲撃。荒れた展開が予想されていたが、SHOは案の定、ラフファイトで内藤の膝を破壊していく。さらにいつものようにH.O.Tのメンバーも試合に介入する。

 しかしここでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーが救出し排除。するとSHOがトーチャーツールで襲いかかるも内藤は久々に急所蹴りを炸裂。そのままデスティーノに持っていきカウント3。SHOは介入や凶器攻撃こそあったものの、内藤をかなり苦しめる実力を発揮。ジュニアのトップとしての意地も垣間見られた。試合後、内藤はNJCの優勝者と4.6東京・両国国技館大会でIWGP世界戦を行うが、鷹木信悟、辻陽太のロスインゴ勢との同門対決を熱望して、大会を締めている。

 バックステージで内藤は「SHO の戦い方、俺は否定しないよ。だってアレが、SHO のやりたいプロレスなんでしょ? じゃあ、誰に何言われようと関係ない。自分の信じる道を突き進めばいいよ。それにしても、新日本プロレスのジュニアヘビー級は層が厚いな。エル・デスペラードがいて、マスター・ワトがいて、YOH がいて、石森太二がいて、同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの中にも BUSHI がいて、ティタンがいて、そして高橋ヒロムがいる。今名前を挙げた全員と俺、まだシングルマッチ、一度もやったことないからね。まだまだ俺の楽しみは残ってるな」とSHOとのシングル初対決で感じるものがあったようで、ジュニア選手との対戦とともに、一度決まった試合が流れている高橋ヒロムとの対戦にも含みを見せた。
 
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