格闘技・プロレス

「WWEに行って何をして来たのか確かめたい」4年の歳月を経て…岩谷麻優がIWGP女子王座を懸けてSareeeの挑戦を受諾!【スターダム】

THE DIGEST編集部

2024.03.10

4月27日にSareeeとのIWGP女子王座を懸けたタイトルマッチが決まった岩谷。写真:どら増田

 スターダム3.9神奈川・横浜武道館大会のメインイベント終了後に事件は起きた。この日のメインでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の舞華と白川未奈、上谷沙弥と林下詩美の体調不良による代打でAZM、そしてIWGP女子王者の岩谷麻優と中野たむによるユニット越境タッグの3チームが3WAYで対戦。試合は舞華がみちのくドライバーⅡでAZMを仕留めてEXVがQQから勝利をしたが、その直後にフリーのSareeeが登場。Sareeeはセミファイナルで復帰した親友のなつぽいの復帰戦の相手として、この日がスターダム初参戦だった。

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 マイクを掴んだSareeeは「親友のおかげでスターダムに参戦させていただきました。まあね、親友がくれたチャンスを逃がすわけにはいかないですよ。 しっかり前のけじめをつけたいと思って、きょうの今、リングに上がってます。岩谷麻優!そのIWGPのベルトかけて私と闘わない?」と岩谷が保持するIWGP女子王座に挑戦表明。すると岩谷は「Sareee!スターダムへようこそ!何年か前に赤いベルトの試合ができなかった。でも今、 岩谷麻優がIWGPのチャンピオンとしてあなたの 前に高い壁でこうして立ってます。数年前からいつでも、私はあなたとやる覚悟できてましたよ。いつでもお待ちしてます」とこれを受諾。これを聞いたSareeeは「じゃあさ、もう決めちゃっていいですかね。やるってことは決定で、4月27日、 よろしくお願いします」とスターダム4.27神奈川・横浜BUNTAI大会での対戦を提案して引き上げた。横浜武道館の斜向かいに新築された横浜BUNTAIはスターダムがプロレスではこけら落とし興行として、年間最大のビッグマッチを開催する。

 岩谷が話していた「何年か前」とはコロナ禍直前の2020年2月8日に東京・後楽園ホール大会で、当時赤いベルトの王者だった岩谷にSareeeが挑戦することが決定していたが、前日になり体調不良でカードが流れたことを指している。この大会ではマーベラスの彩羽匠が代打出場し、ノンタイトルマッチながら好勝負の上、岩谷を倒している。その後、SareeeはWWEに入団したこともあり、スターダムとは縁がなかったが、今年に入ってからジュリアや岩谷の名前を出すようになり、アントニオ猪木の闘魂イズムの継承を口にしているだけに、IWGPの冠がつくタイトルを保持している岩谷との試合はやりたかったようだ。
 
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岩谷のSareee戦に懸ける想いとは?