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格闘技・プロレス

レジェンドたちの援護を受けてコーディがWWE新時代到来の幕を開ける! レッスルマニアは2日間で14万人以上を動員

どら増田

2024.04.13

レッスルマニアはコーディがクロスローズ3連発でカウント3をもぎ取った。(C) WWE

レッスルマニアはコーディがクロスローズ3連発でカウント3をもぎ取った。(C) WWE

 プロレス界世界最大のビッグイベント『レッスルマニア40』が日本時間の7日と8日の2日間に渡ってアメリカ・ペンシルペニア州フィラデルフィア、リンカーン・フィナンシャルフィールドで開催され、2日間で計14万5411人もの観客が会場に詰めかけた。日本では両日ともにABEMAがPPVで完全生中継したため、関連ワードが軒並みトレンド入りをしている。

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 長年続いて来たビンス・マクマホン(Jr.)体制から、トリプルH体制へ完全に移行して開催された今回の『レッスルマニア』のテーマは新時代の到来。これを阻むべく8年ぶりにWWEマットに復帰したのが、ハリウッド俳優ではドウェイン・ジョンソンとして活躍しているザ・ロックだ。ロックは今年1月にWWEの親会社であるTKOホールディングスの取締役に電撃就任すると、WWEが保有していたザ・ロックのリングネームを含む商標を譲り受けたことを発表。そんな中、今年の『レッスルマニア』でローマン・レインズが保持している統一WWE王座への挑戦権を『ロイヤルランブル2024』を制したコーディ・ローデスが獲得し、新時代の到来を訴えると、ロックが横やりを入れて来て、一時はレインズとロックの王座戦に変更されてしまう。これにはWWEユニバース(ファン)が凄まじい嫌悪感を示したことから、レインズとロックが電撃合体し、ロックはファイナルボスとしてヒールに転向。レインズとコーディの一戦が正式に決まるも、レインズ率いるブラッドラインにロックが加入したことにより、コーディにとっては不利な状況に追い込まれた。

 初日のメインイベントでは、レインズとロックがタッグを組み、コーディ&セス・ロリンズと対戦。ブラッドラインが勝った場合は翌日の王座戦でブラッドライン勢が乱入出来るという理不尽なルールの中、コーディはロックのロックボトムからピープルズエルボーの必殺フルコースの前にフォール負け。これで2日目の王座戦はより不利になった。

 しかし新時代の到来に向けて、そして長年の目標であったローデス一家へのWWE最高峰シングルタイトル奪取に対するコーディの気持ちは強く、レインズのラフファイトを凌いでいく。するとブラッドラインのジミー・ウーソーをはじめ、ソロ・シコアが出て来て試合に介入。ここでジョン・シナがコーディの助っ人に現れて、シコア、レインズにAAを放つが、ここでザ・ロックが登場。

 久々となるロックとシナの睨み合いに場内のボルテージは最高潮に達するが、ロックはシナにロックボトムを放つ。さらにローデスママのベルトを凶器として持ち出すと、ロリンズが現れるもレインズがスーパーマンパンチで排除。コーディにとっては絶体絶命のピンチとなったが、ゴーンと聞き覚えのある鐘の音が鳴るとロックの背後にはジ・アンダーテイカーが。アンダーテイカーはロックにチョークスラムを決めて再び鐘が鳴ると場内は暗転。明るくなるとリングにはレインズとコーディの二人だけが残っていた。レインズはロリンズに椅子で一撃を見舞ってコーディにも攻撃を仕掛けようとするも、コーディはクロスローズ3連発を決めてカウント3。新時代の幕を開けている。
 
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