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「私のお尻丸見えじゃん!」米代表五輪ユニホーム “過度な露出”デザインが物議を醸したワケ? 「写真が正しくなかった」【陸上】

THE DIGEST編集部

2024.04.19

露出度が高いユニホームを批判したデービスだが、実物を見て安心したようだ。(C)Getty Images

露出度が高いユニホームを批判したデービスだが、実物を見て安心したようだ。(C)Getty Images

 今夏に開催されるパリ五輪に向け、着々と準備が進んでいる。そんななか、陸上の米国代表の女性選手向けに発表されたユニホームが露出度が高く大きな波紋を呼んだが、選手の心配は杞憂に終わった。

 現地4月11日、スポーツ用品大手のNikeはパリでユニホームの発表を行なった。その際、陸上専門メディア『CITIUS MAG』が、新デザイン画像を公式SNSで掲載したのだ。男性用はスタイリッシュなデザインで、タンクトップにショートタイツを合わせたものである一方、女性用は脚の付け根の部分が深くカットされたレオタードだった。

【画像】「私のお尻丸見えじゃん!」物議を醸した女性用の“レオタードユニ”をチェック

 当初、選手らもこのユニホームのデザインに目を疑ったと、英メディア『The Guardian』は伝える。2023年ブダペスト世界選手権の女子走幅跳で銀メダルに輝いたタラ・デービスは、「待って、私のお尻丸見えじゃん!」と機能性より露出度を優先したことを糾弾した。
 
 だが、実際は女性はレオタードだけでなく、ショートパンツを含む約50種類から選べる仕組みだ。16日にマンハッタンで開催されたメディア発表で、デービスは自分の目で確認すると、「写真が正しくなかった。今日実際に見てみると、画像とは違った。あのマネキンのカットとは少し違っていたわ。画像を選択する際に、ちゃんとチェックすべきだったと思う」と安心した様子だ。

 東京五輪4×100mリレーで銀メダル、200mで銅メダルを獲得したガブリエル・トーマスも同様に「最初はみんなと同じようにショックを受けた」と明かすも、「私はブリーフで戦うのが好き。汗をかくので、できるだけ服を着ない方がいい。それを着る選択肢だけでなく、好きなものを選べるね」と喜びを口にした。そして「最初のショックは当然だったが、みんな心配しなくて大丈夫よ」と呼びかけた。

 ネットで公開され、小さくない話題を呼んだこの一件。米国の選手たちは安心して競技に打ち込めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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