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格闘技・プロレス

EVILが木谷オーナーを黒く染め上げる暴挙も、強さを誇るモクスリーがKO! 次期挑戦者は内藤哲也「禁断の扉で」【新日本】

THE DIGEST編集部

2024.06.10

リング上で対峙する内藤とモクスリー。写真:新日本プロレスリング

リング上で対峙する内藤とモクスリー。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスは6月恒例の大阪最大のビッグマッチ『DOMINION 6.9 inOSAKA-JO HALL ~BEST OF THE SUPER Jr.31 決勝戦~』6.9大阪・大阪城ホール大会を開催した。今大会ではダブルメインイベントが組まれており、ダブルメインイベントⅡでは、ジュニア最強戦士決定戦『BEST OF THE SUPER Jr.31』決勝戦をエル・デスペラードと石森太二が行ない、デスペラードが激戦を制して、初優勝を飾っている。その前に組まれたダブルメインイベントⅠでは、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリーにEVILが挑戦。この試合はランバージャックデスマッチとして行なわれた。

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 H.O.Tの介入ありきでランバージャックデスマッチを提案したEVILに対して、モクスリーは弟子の海野翔太とともに、新日本のレジェンド、天山広吉、永田裕志の第三世代と真壁刀義、タイガーマスクによるアベンジャーズに助っ人を依頼し、今回の一戦に臨んだ。まず先にEVILが入場すると、リングサイドにいた木谷高明オーナーをH.O.Tのメンバーが捕獲。EVILは黒いスプレーを木谷オーナーに噴射するとオーナーの顔は真っ黒に染められてしまう。

 暴挙を敢行したEVILはマイクを握ると「木谷コノヤロー!テメーはよお!二度と口出しするんじゃねぇぞ。この会社はオレのもんなんだよ。とっとと失せろ」と暴言を吐き客席に「帰れ」コールを煽る中、ダメージが深いオーナーは若手に連れられて退散。先日、オーナーが棚橋弘至社長とともに行なった会見で発言した公約の中に「反則や介入阻止」が入っていたことに腹を立てていたものと思われる。

 続いてモクスリーがアベンジャーズとともに現れると、H.O.Tは総出でモクスリーに襲いかかるが、モクスリーは1人でH.O.Tのメンバーをバッタバタと蹴散らしていく。この光景に会場は大盛り上がり、ネット上では「モクスリーにとってランバージャックは無意味だった」「強すぎる」という声が溢れかえっていた。

 モクスリーが蹴散らしたH.O.T勢をアベンジャーズがさらに攻撃を加えていくが、H.O.Tも懲りずに介入をし続ける。次々といろいろな凶器アイテムが飛び出す中、モクスリーはリング下から有刺鉄線バットを取り出すとH.O.T勢を相手にフルスイングしまくる。最後はEVILをボコボコにすると、カーフ・ストンプ。さらに有刺鉄線バットをリングに設置すると、そこにデスライダーを決めてカウント3。モクスリーが大乱戦を制した。
 
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