バレーボール

元豪州代表監督に訊く! 石川祐希、高橋藍、西田有志「以外」で注目する男子バレー選手は誰? 日本のファンの印象は!?【ネーションズリーグ】

大田更紗(THE DIGEST編集部)

2024.06.22

日本の得点源として活躍する石川祐希(中央)、高橋藍(左)、西田有志(右)。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 世界各国のスーパースターたちが日々熱戦を繰り広げ、多くの感動をもたらすバレーボールネーションズリーグ(VNL)。男子予選ラウンドは最終の第3週に突入し、フィリピンのマニラでも大いに盛り上がりを見せている。
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 そんななか、第2週の福岡ラウンドで、国際バレーボール連盟の配信サービス『Volleyball World TV』の解説を担当したリアム・スケッチャー氏に日本男子バレーの印象などを伺った。彼は母国オーストラリアや欧州で指導者として渡り歩いており、2024/25シーズンからドイツ・ブンデスリーガのネツホッパーズ KWで指揮を執ることが決定。過去にオーストラリアで代表監督も務めた名将だ。

――福岡で見た日本男子バレーの全体的な印象を教えてください。

 日本男子に対する私の全体的な印象は、彼らが今や国際舞台で大いに尊敬されるチームであるということです。昨年のVNLでのパフォーマンスは一部の人々を驚かせたかもしれませんが、現在の日本チームのレベルの高さを疑う人はひとりもいません。
 
――日本の石川祐希、高橋藍、西田有志以外で注目する選手は誰ですか?

 石川選手、高橋選手、西田選手の「ビッグ3」以外にも日本チームには、素晴らしい才能を持った選手がたくさんいます。世界クラスのリベロである山本智大選手、優れたセッターである関田誠大選手、そしてアウトサイドヒッター甲斐優斗選手の将来性に期待できる十分な理由があります。

――日本では今、バレーボールの人気が急上昇しています。ドイツではどうですか?
 
 ドイツのバレーボールはメジャーではないため、あまり大きく報道されていませんが、熱心なファンがたくさんいます。ドイツのトップチームは定期的に試合に勝ち、CEVチャンピオンズリーグのグループステージを突破しています。イタリアやポーランドと同じレベルとは言えませんが、プレーの質はかなり高いです。
 
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日本のファンの印象は!?