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「パリ五輪の選手団はわずか119人」団体競技“ほぼ全滅”の韓国スポーツ界が直面する厳しい現実。「目標は金メダル5個」と現地メディア

THE DIGEST編集部

2024.06.22

パリ五輪の団体競技で予選をとしたのは女子ハンド(写真)のみ。韓国選手団は苦境を乗り越え、メダルラッシュを決め込めるか。(C)Getty Images

パリ五輪の団体競技で予選をとしたのは女子ハンド(写真)のみ。韓国選手団は苦境を乗り越え、メダルラッシュを決め込めるか。(C)Getty Images

 およそ1か月後に開幕するパリ五輪。さまざまな競技で出場権を争うバトルがクライマックスを迎えており、徐々にボルテージが高まってきた印象だ。
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 そんななか、韓国全国紙『スポーツソウル日本語版』が「東京五輪の半分以下...韓国のパリ五輪選手団は近年史上最少の『119人』確定、金メダル目標『5枚』」と題した興味深い記事を掲載した。

 同紙はまず「パリ五輪では計32種目で329枚の金メダルをかけて競争が繰り広げられる。水泳(水球、飛び込み、アーティスティックスイミングなど含む)に最多49枚の金メダルがかかっており、陸上も48枚で続く」と説明。そのうえで、韓国選手団について言及している。

「ただ、女子ハンドボールを除いて男女サッカー、男女バスケ、男女バレーなどあらゆる団体球技種目で出場権獲得に失敗した韓国は、1976年モントリオール五輪(50人)以降でもっともも少ない選手団がパリ行きの飛行機に乗る。現時点で、韓国選手団は19種目で計119人が五輪出場を確定している。これは前回の東京五輪(計238人)の半分以下の人数だ」

 さらに同メディアは選手団が掲げる金メダルの目標が「5個」であると紹介。「エリートスポーツの低迷が深刻な韓国は、今回のパリ五輪で“金メダル5枚”という保守的な目標を定めている」と記した。
 
 それでも、メダル奪取への期待値は低くない。「“金脈”が爆発すればひとたび上昇気流に乗れるのが韓国だ。アーチェリーやフェンシングなど、メダル獲得が期待される種目をはじめ、他種目でも『スポーツ強国のDNA』を証明する韓国の“金色神話”がパリの地で輝くことを願う」とのメッセージで締めくくった。

 8年ぶりに有観客となるパリ五輪は7月27日に開幕し、8月11日まで各競技で熱戦が展開される。

構成●THE DIGEST編集部

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記事参照元●スポーツソウル日本語版
東京五輪の半分以下…韓国のパリ五輪選手団は近年史上最少の「119人」確定、金メダル目標「5枚」

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