格闘技・プロレス

渡米直前の内藤哲也がIWGP世界王者ジョン・モクスリーに苦言「新日本の最高峰王者がシリーズに不在なのは寂しい」

どら増田

2024.06.24

モクスリーに苦言を呈した内藤。IWGP世界戦は6月30日に行なわれる。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスは『NEW JAPAN SOUL 2024』シリーズ前半戦の最後となる6.23茨城・かみす防災アリーナ大会を開催した。メインイベントでは、内藤哲也&辻陽太&BUSHI&ティタンのロスインゴとEVIL&成田蓮&SHO&ディック東郷のH.O.Tによる8人タッグマッチが組まれた。7月から開催される真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス 34』では、内藤とEVILがAブロック、辻と成田がBブロックにエントリーしており、シングル対決が決定している。
 
 試合前にSHOがマイクを握ると「内藤さんよ、(7.5東京武道館で)地元凱旋するらしいな。どうせ、ド田舎やろうが! お前ら、揃いも揃って田舎モンしかいないんだからよ、ハポン名乗ってねえでよ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ド田舎に改名しろや、オラ! オレは田舎が嫌いなんだよ! その中でも茨城はサイテーだよ、大嫌いだよ、オイ! オイ、お前らもよ、茨城県民と同じように、負け犬にしてやるよ! コイツらと同じや、見とけ、オラ!」とロスインゴと観客を挑発。場内は大ブーイングに包まれる。

 試合は内藤とEVILが先発するが、案の定、大乱戦に発展。今宵も悪行三昧を繰り広げたH.O.Tだったが、最後はティタンがトペなどで東郷以外の選手を排除すると、ロスインゴは東郷に波状攻撃。さらにBUSHIのコードブレイカーから内藤がデスティーノを決めてカウント3。ロスインゴが完勝した。試合後、マイクを握った内藤は「このあと、アメリカ行って、ジョン・モクスリーの持つ、IWGP世界ヘビー級王座に挑戦してきます! IWGP世界ヘビー級王座を海外へ流出させてしまったのはオレなわけで、取り返すのもオレでしょう! オレがジョン・モクスリーに勝利し、そしてIWGP世界ヘビー級王座を、ここ日本に持ち帰ってくるその日まで! トランキーロ!! あっせんなよ!!」とモクスリーに渡っているIWGP世界ヘビー級王座の奪還を約束した。
 
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「俺が責任を持ってIWGP世界ヘビー級王座をここ日本に持ち帰って来ますよ」