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モータースポーツ

【F1】レッドブルは“パフォーマンス条項”を使い、ペレスの代わりにリカルドorローソンの昇格を検討か...角田裕毅の名前は出ず

THE DIGEST編集部

2024.07.07

直近の不調から交代説がささやかれているペレス。(C) Getty Images

直近の不調から交代説がささやかれているペレス。(C) Getty Images

 F1レッドブルは2025年のシートについて、現ドライバーで先日契約延長を発表したセルジオ・ペレスではなく、姉妹チームRBのダニエル・リカルドの起用を検討しているとの報道が出た。

【動画】「よく戻しましたね!」角田裕毅、縁石に乗り上げスピンを喫するも…なんとか体勢を立て直す
 7月6日、イギリスGP予選がシルバーストン・サーキットで行なわれ、ペレスはQ1でスピンし19番手で決勝に臨むことになった。これでペレスは今季三度目のQ1落ち。過去6レースで4回目の入賞圏外からのスタートとなり、ポイント獲得へ黄色信号が灯った。

 ペレスの2年契約がパフォーマンス条項付きの1プラス1年のものだということは知られているが、複数の海外メディアはペレスが来シーズン、レッドブルのシートを失う可能性があると報じている。

 専門メディア『RacingNews365』によれば、ペレスの契約にはサマーブレイク前のベルギーGP終了時点でマックス・フェルスタッペンと100ポイント差以内、ランキング5位差以内にいなければならないという条項があるという。ペレスはイギリスGP予選終了時点でフェルスタッペンと119ポイント差、4位差がついている。

 英国のF1専門メディア『PLANETF1.COM』によれば、レッドブルは現在調子が上がってきているリカルドをシーズン途中に昇格させる可能性が残っているとし、現在レッドブルのリザーブドライバーを務めているリアム・ローソンはイギリスGP終了後、今季のレッドブルのマシンRB20をドライブすると報じている。

 また、ペレスは『RacingNews365』に「僕は自分の仕事に全力を注いでいるし、他のことは何も考える必要はない。僕はレッドブルと契約を結んでいるし、調子を好転させるつもり。気が散るわけではない」と語っている。

 条項内容が確かであれば、今後3レースの結果次第ではシート喪失もあり得るペレス。一戦一戦が重要なものになることは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ペレス無念のスピンでQ1敗退...
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