マリーゴールドは今年5月の旗揚げ後初のビッグマッチ『MARIGOLD Summer Destiny 2024』東京・両国国技館大会を開催した。メインイベントでは、“真紅のベルト”を賭けて初代マリーゴールドワールド王座決定戦が行なわれ、ジュリアとSareeeが激突した。
ジュリアは、5.20東京・後楽園ホール大会で行なわれたジュリア&林下詩美とSareee&ボジラとの対戦で、ボジラの怪力を前に右手首を骨折。試合もSareeeに敗れてしまい、今大会で約5年ぶりとなるシングル対決が決まったものの、医師から出場のゴーサインが出たのは大会直前のことだった。
Sareeeが先に入場すると、ジュリアはゴールドを基調としたニューコスチュームで登場。試合は予想どおり、ハードヒットの応酬となり、場外でジュリアがパイルドライバーでテーブルクラッシュをするなど、ハードコアな要素も含んだ試合となった。Sareeeは中盤からジュリアの負傷箇所である右手を集中攻撃。ジュリアはグロリアスドライバー、ノーザンライトボムを繰り出し、Sareeeは裏投げ、リストクラッチ式裏投げとフィニッシュホールドで応戦した。
ジュリアは一瞬の隙を突いてサムソンクラッチで丸め込むが、Sareeeはワキ固めから指を捻るフィンガーブリーカーで絞りあげると、危険と察したレフェリーが試合をストップ。Sareeeが初代王者となった。
試合後、ジュリアは悔し涙を流しながらもSareeeと握手を交わして抱擁し負けを認めていたが、バックステージでは目に涙を溜めながら悔しさを最大限に滲ませ、こうぶちまけた。
「勝てなくてごめんなさい。こんな悔しいことありますか。あー! なんて言ったらいいかわかんないよ。今日はもう勝つことだけに集中していた。別に私は怪我を言い訳にするつもりもないし。今日はSareeeの方が強かった。そういうことでしょ」
「私がSareeeに 旗揚げ戦でやられて、マリーゴールドの所属のあいつらは何を思う?(声を張り上げて)何を思う? 今のままじゃダメなんだよ。上には上がいっぱいいるんだよ。それは私も実感してる。私が倒せないんだもん。申し訳が立たないよ。所属選手のみんなに私は申し訳が立たないよ。今日、悔しくてたまんねえよ」
「Sareee、こんなことお前に言っても変って言われるだろうけど、お前、絶対うかうかしてんなよ。すぐに誰かが取りに行く。それが私かもしれない。またお前の前に絶対立ってやるよ。お前がそのベルトを落とす時、その相手はこの私だよ。また気持ち入れ替えて。今日から私は裏方でも怪我人でもなんでもねえんだよ。前説の姉ちゃんでもねえんだよ。選手として、 また今日から私は上を目指す」
「絶対てめえのこと倒す。そのためにはまだまだやることいっぱいあるな。どこに行ったって、いつでもどこでも。お前を倒すことに集中してる。隙があったらお前すぐ倒してやるからな」
これはスターダム時代には見られなかった姿だ。ジュリアに関しては「いつまでいるのか?」という去就も注目されるところだが、マリーゴールドという新団体に対する想いもかなり強いだけに、このままでは終わらないだろう。
ジュリアは、5.20東京・後楽園ホール大会で行なわれたジュリア&林下詩美とSareee&ボジラとの対戦で、ボジラの怪力を前に右手首を骨折。試合もSareeeに敗れてしまい、今大会で約5年ぶりとなるシングル対決が決まったものの、医師から出場のゴーサインが出たのは大会直前のことだった。
Sareeeが先に入場すると、ジュリアはゴールドを基調としたニューコスチュームで登場。試合は予想どおり、ハードヒットの応酬となり、場外でジュリアがパイルドライバーでテーブルクラッシュをするなど、ハードコアな要素も含んだ試合となった。Sareeeは中盤からジュリアの負傷箇所である右手を集中攻撃。ジュリアはグロリアスドライバー、ノーザンライトボムを繰り出し、Sareeeは裏投げ、リストクラッチ式裏投げとフィニッシュホールドで応戦した。
ジュリアは一瞬の隙を突いてサムソンクラッチで丸め込むが、Sareeeはワキ固めから指を捻るフィンガーブリーカーで絞りあげると、危険と察したレフェリーが試合をストップ。Sareeeが初代王者となった。
試合後、ジュリアは悔し涙を流しながらもSareeeと握手を交わして抱擁し負けを認めていたが、バックステージでは目に涙を溜めながら悔しさを最大限に滲ませ、こうぶちまけた。
「勝てなくてごめんなさい。こんな悔しいことありますか。あー! なんて言ったらいいかわかんないよ。今日はもう勝つことだけに集中していた。別に私は怪我を言い訳にするつもりもないし。今日はSareeeの方が強かった。そういうことでしょ」
「私がSareeeに 旗揚げ戦でやられて、マリーゴールドの所属のあいつらは何を思う?(声を張り上げて)何を思う? 今のままじゃダメなんだよ。上には上がいっぱいいるんだよ。それは私も実感してる。私が倒せないんだもん。申し訳が立たないよ。所属選手のみんなに私は申し訳が立たないよ。今日、悔しくてたまんねえよ」
「Sareee、こんなことお前に言っても変って言われるだろうけど、お前、絶対うかうかしてんなよ。すぐに誰かが取りに行く。それが私かもしれない。またお前の前に絶対立ってやるよ。お前がそのベルトを落とす時、その相手はこの私だよ。また気持ち入れ替えて。今日から私は裏方でも怪我人でもなんでもねえんだよ。前説の姉ちゃんでもねえんだよ。選手として、 また今日から私は上を目指す」
「絶対てめえのこと倒す。そのためにはまだまだやることいっぱいあるな。どこに行ったって、いつでもどこでも。お前を倒すことに集中してる。隙があったらお前すぐ倒してやるからな」
これはスターダム時代には見られなかった姿だ。ジュリアに関しては「いつまでいるのか?」という去就も注目されるところだが、マリーゴールドという新団体に対する想いもかなり強いだけに、このままでは終わらないだろう。