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モータースポーツ

【F1】RBの前半戦を専門メディアはどう評価? ペレスの代役争いでレッドブル代表も角田裕毅について注目発言!

THE DIGEST編集部

2024.07.15

ともにレッドブル昇格の可能性が取り沙汰される角田(左)とリカルド(右)。(C) Getty Images

ともにレッドブル昇格の可能性が取り沙汰される角田(左)とリカルド(右)。(C) Getty Images

 2024年のF1は先週末に開催された第12戦イギリス・グランプリでちょうど日程の半分を消化。今週のハンガリーGPで後半戦に突入する前に、各国メディアがこれまでの12レースを振り返っている。

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 その中で、国際的なスポーツ専門メディア『VAVEL』は、各チームの前半戦の状況をまとめており、王者レッドブルが大差でチャンピオンシップをリードしていながらも「昨季までのように順風満帆ではない」、フェラーリは「モナコでの勝利の後は徐々に下降」、マクラーレンは「素晴らしい進歩を遂げているものの、戦略が悪すぎる」、メルセデスが「不調からの2連勝でトップに迫り、さらなる勝利を目指している」と、それぞれを評した。

 中団勢では、5位を死守するアストンマーティンについて「シーズン途中で期待に応えられない状況が続き、ハンガリーGPはチームにとって最後の希望だ」、直近2レースでの大量ポイントで急上昇してきたハースを「ニコ・ヒュルケンベルクは素晴らしいパフォーマンスを見せて多くのポイントをもたらし、ケビン・マグヌッセンは同僚を助けている。そして最近は車の性能も向上した」と綴っている。

 そして、コンストラクターズチャンピオンシップでは、この2チームの間(6位)に位置するビザ・キャッシュ・アップ・RB(以下RB)に対する評価は、「VCARB01はポイントを争うためには、悪くない性能をここまで示している。また、角田裕毅とダニエル・リカルドの両ドライバーは良いレースを展開しており、今季はここまで31ポイントを獲得」と、ポジティブな見解を示した。

 また同メディアは、別の記事では今後にも目を向けており、「今季後半戦における4つの注目点」を選定。「オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の初勝利は実現するか?」「コンストラクターズチャンピオンシップ争いの結末」「メルセデスの復活はなるか?」の3つとともに挙がったのは、「ドライバー市場の行方」である。

 ここでは、今季限りでフェラーリを離脱するカルロス・サインツに焦点が当たり、彼の去就によってウィリアムズ(ローガン・サージェント)、ザウバー(ヴァルテリ・ボッタス、ジョウ・グァンユ)、アルピーヌ(エステバン・オコン)、ハース(マグヌッセン)のドライバーたちにも影響が及ぶことを指摘し、それゆえに彼らが残りのシーズンでは実力を示そうとますます必死になるため、争いはこれまで以上に熾烈なものになると予想する。
 
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