プロボクシングのWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)の初防衛戦が目前となった。7月20日、東京・両国国技館を舞台に、同級1位のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を迎え撃つ。
【関連記事】「気の抜けない相手」井上尚弥vsドヘニー&武居由樹vs比嘉大吾のダブル世界タイトルマッチが決定! 9.3有明アリーナでゴング プロキャリア27戦27勝(20KO)の戦績を誇る中谷はこれがバンタム級転向2戦目となり、およそ5か月ぶりのリングで、王者としての強さを示せるかに期待が高まっている。また、米国『リング』誌によるパウンド・フォー・パウンドでも10位にランクされるなど、すでに世界的な評価も得ている中谷は、現在、同階級タイトルを独占している日本人王者の中でも、頭ひとつ抜けた存在と言えるだろう。
そして、防衛戦が近づく中谷に対しては、日本国内のみならず海外での注目度も増し続けている。米格闘技サイト『BOXINGNEWS.COM』が現地時間7月17日、中谷の特集記事を配信。プロキャリアを紹介するとともに、防衛戦の試合展望、さらには今後の対戦相手についても言及している。
トピックでは、「ナカタニは軽量級で最も優秀で、最も恐ろしいファイターのひとりという評判を急速に高めている」と評している他、「パウンド・フォー・パウンド・ランキングでトップ10に名を連ねており、一本調子のノックアウト・アーティストとは一線を画すインテリジェントなファイター。距離の測り方も完璧だ」などとファイトスタイルを説明。
さらに、アストロラビオ戦についても、「厳しいタイトル防衛戦」と見通しながら、「しかし、ナカタニは通算28勝目を挙げると予想されている」と綴っている。
その上で同メディアは、スーパー・バンタム級4団体統一王者である井上尚弥の名前を挙げ、「日本人ファイターが支配するバンタム級で、ナオヤ・イノウエのようなタイトル統一が期待されている」と指摘。加えて、中谷の今後については他にも、「スーパー・バンタム級にステップアップして『ザ・モンスター』と対戦するというのは、ファンにとっては願ったりかなったりのシナリオだ」などと論じている。
海外メディアも主張する「夢の対戦」は、やはり多くのファンが望んでいることは間違いない。そして、さまざまな可能性が広がる未来へとつなげるべく、目前となったタイトルマッチでも26歳の王者は期待通りの結果を残してくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】中谷潤人vsモロニ―、12回に衝撃のノックダウン!
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そして、防衛戦が近づく中谷に対しては、日本国内のみならず海外での注目度も増し続けている。米格闘技サイト『BOXINGNEWS.COM』が現地時間7月17日、中谷の特集記事を配信。プロキャリアを紹介するとともに、防衛戦の試合展望、さらには今後の対戦相手についても言及している。
トピックでは、「ナカタニは軽量級で最も優秀で、最も恐ろしいファイターのひとりという評判を急速に高めている」と評している他、「パウンド・フォー・パウンド・ランキングでトップ10に名を連ねており、一本調子のノックアウト・アーティストとは一線を画すインテリジェントなファイター。距離の測り方も完璧だ」などとファイトスタイルを説明。
さらに、アストロラビオ戦についても、「厳しいタイトル防衛戦」と見通しながら、「しかし、ナカタニは通算28勝目を挙げると予想されている」と綴っている。
その上で同メディアは、スーパー・バンタム級4団体統一王者である井上尚弥の名前を挙げ、「日本人ファイターが支配するバンタム級で、ナオヤ・イノウエのようなタイトル統一が期待されている」と指摘。加えて、中谷の今後については他にも、「スーパー・バンタム級にステップアップして『ザ・モンスター』と対戦するというのは、ファンにとっては願ったりかなったりのシナリオだ」などと論じている。
海外メディアも主張する「夢の対戦」は、やはり多くのファンが望んでいることは間違いない。そして、さまざまな可能性が広がる未来へとつなげるべく、目前となったタイトルマッチでも26歳の王者は期待通りの結果を残してくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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