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「なんて美しいの!」48時間以内で960万回以上の異常再生数も、オーストラリア代表のパリ五輪ユニホームに母国は賛否真っ二つ「ダサすぎる」「嘲笑ものだ」

THE DIGEST編集部

2024.07.24

パリ五輪の開幕を目前に控えるなか、豪州代表のユニホームが母国で小さくない物議を醸している。(C)Getty Images

 4年に一度の祭典に臨む戦闘服が物議を醸している。

 現地7月26日より、いよいよ開幕するパリオリンピック。選手村のオープンに合わせて卓球やボクシングなど、合わせて4つの競技の選手たち第一陣が18日にパリ郊外のシャルル・ドゴール空港に到着した。22日には日本選手団の本隊が同空港に降り立ち、本番ムードが高まっている。
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 そんななか、ひと足先に入村したオーストラリアの代表選手2人がSNSで披露したユニホームが母国で小さくない話題となっている。女子サッカーのGKマッケンジー・アーノルドとDFアラナ・ケネディが一緒に自身のTikTokに1本の動画を投稿した。「POV:オリンピックギアが届いたわ」というキャプションを添え、ゆったりとしたスカートを合わせた緑と金のユニホームを試着した2人は、ぎこちない動きを見せながら精一杯アピールした。

 サッカーのユニホームとは180度違う姿にファンは驚き、この動画は48時間足らずで960万回以上の再生回数を記録。「なんて美しいの!」「スカートがかわいい」「フィット感が申し分ない!」など好評を得て、なんと100万以上の「いいね!」がついた。オーストラリアのニュース専門局『Sky News』によると、「パリオリンピックに出場するオーストラリアのアスリートたちは、多種多様なユニホームを着ることができるが、2人のサッカー・スターは普段見せないようなユニホームをサプライズで披露し、ファンに驚きを与えた」と伝えている。
 
 だが一方で、同国最大のニュースサイト『news.com.au』は真逆の反応を示している。現地23日の記事によると、「オーストラリア代表のパリ五輪ユニホームは、2人のスターがソーシャルメディアに投稿した後、賛同を得られていない」と指摘。「マチルダス(サッカー・オーストラリア女子代表の愛称)のGKとDFはフワっとしたスカートと肌見せのタイトなトップスをぎこちなく見せながら、そのユニホームに呆然とした表情だった」と綴り、「数え切れないほどのユーザーがこのユニホームが何のスポーツなのかを探ろうとする中、ファンは皆この服装に嘲笑している」と、デザインに辛口だった。

 続けて記事には、「家族写真みたいで、ママがみんなのお揃いの服を選んだみたいだ」「気まずい感じがする」「このドレスを着るのに私は反対だ」「ダサすぎる。いったい何のスポーツをしようとしているのか理解できない」など、一部ユーザーの冷ややかな意見を掲載。「マチルダスのデュオは明らかに、そのスタイルが気に入らないようだ」と2人の微妙な表情に注目した。

 母国のスター選手が試着したパリ五輪のユニホームの評価が、開幕を目前に控え賛否両論、真っ二つに割れている。

構成●THE DIGEST編集部

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【画像】「ダサすぎる…」選手も不満?豪州代表のパリ五輪ユニホーム