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レッドブル昇格への分岐点に!? ベルギーGPの結果が角田裕毅の去就に影響を与える可能性を各国メディアが指摘!「ツノダはペレスの代役に相応しい」

THE DIGEST編集部

2024.07.26

前戦ハンガリーGPで9位入賞の角田。スパでいい流れを継続したいところだ。(C) Getty Images

 F1は今週末、サマーブレイク前の最後のレースとなる第14戦のベルギー・グランプリが「スパ・フランコルシャン」で開催される。

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 先週のハンガリーGPで9位入賞を飾ったビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は、チームの公式サイトを通して、「ハンガリーでは上手く状況を好転させせることができました。チーム全体が非常に懸命に働き、改善された車を提供してくれました。レースではタイヤマネジメントに満足しており、それが全ドライバーで唯一のワンストップ戦略を成功させる鍵となり、ポイントを獲得できました。素晴らしい戦略とチームワークでした!」と、改めて振り返っている。

 そして、「前回のレースは本当に自信を高めるものとなったので、今回のスパで何ができるかが楽しみです。スパは明らかに異なるタイプのコースであり、ここを走るのはいつも特別で、特に高低の変化を楽しんでいます。上ったり下ったりする様は、年間を通じても他のコースでは体験できないものです」と、次戦の舞台に対するポジティブな印象を明かし、以下のように続けた。

「ほとんどのコーナーが高速で非常にチャレンジングで、いわば古典的なものです。天候に関しては変化が多く、シルバーストーンの週末のようにウェットコンディションで多くのラップを走ったことを思い出します。そのことが、もし今回も雨が降ったとしても、我々に自信を与えてくれます」

 RBのチーム代表であるローラン・メキーズは、「幾つか厳しいレースを経て、我々は再び競争力を取り戻した。先週末は完璧ではなかったが、ポジティブな点に焦点を当てるべきだろう。我々は金曜日から良いペースを見せ、予選では両ドライバーがQ3に進出し、再び中団争いを支配した。これは今季の我々の目標であり、決勝でユウキの前にフィニッシュしたのは上位4チームだけだった。スパではさらにステップアップして結果を出し、ポジティブな気持ちで休暇を迎え、後半戦に臨む必要がある」との声明を発している。
 
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