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角田裕毅の“大一番”でグリッド降格ペナ消化のチーム判断にファン賛否「合理的な判断だが...」「ここで入賞できればアピールに」

THE DIGEST編集部

2024.07.27

ペナルティを受けることとなった角田。(C)Getty Images

 F1チームRBの角田裕毅は現地7月26日、今週末のベルギーGPでPU交換に伴うグリッド降格ペナルティを受けることが判明した。決勝レースは予選の順位にかかわらず最後尾からのスタートとなる。

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 FIAの発表によれば、角田のマシンはシーズン中4基まで交換が可能なPUの部品、ICE(内燃エンジン)とTC(ターボチャージャー)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)の各5基目を投入しグリッド降格処分を受けた。また、PUを構成する残りの2パーツ、ES(エナジーストア)、CE(コントロール・エレクトロニクス)も同様に交換するという。

 同グランプリの舞台、スパ・フランコルシャンは直線区間が長く、オーバーテイクチャンスが多いため、後方からの追い上げが比較的容易であるコースであることから、グリッド降格ペナルティを消化したいチームにとっては絶好の機会であることが知られている。事実、今回もレッドブルのマックス・フェルスタッペンがICEの交換で10グリッド降格ペナルティを受けることが決まっている。

 一方で現在角田はレッドブルのセルジオ・ペレスと入れ替わりでシニアチームへの昇格の噂がささやかれており、同チームは今回のグランプリ後にドライバー人事を決定するといわれている。

 ある意味最も大事なレースを迎えるこのタイミングでPU交換ペナルティを受けることを決めたチームの決断にはファンから賛否の声が上がっている。
「昇格がかかってる一番重要なレースなのに」
「普通に考えたらここで交換するもんなあ」
「今後のパフォーマンスを考えると合理的な判断だが角田は辛いな」
「ここから入賞すればめちゃくちゃアピールになるはず!」

 フリー走行1回目、角田はソフトタイヤとハードタイヤで周回を重ね、16番手タイム。決勝用のセットアップの確認が必要な状況だと思われるため、最速タイムは後方に沈んだ。チームメイトのダニエル・リカルドは13番手、レッドブルのセルジオ・ペレスは7番手タイムだった。2回目は角田20番手タイム、リカルド14番手タイム、ペレス9番手タイム。

構成●THE DIGEST編集部

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