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バレーボール男子、一時は2ー1と逆転するもフルセットでドイツに敗戦…52年ぶりメダル獲得に向けて黒星スタート【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.27

日本はフルセットの末にドイツに敗れた。(C)Getty Images

 現地7月27日、パリ五輪バレーボール男子の予選ラウンドが行なわれ、日本代表がドイツ代表にセットカウント2ー3(17-25、25-23、25-20、28-30、12-15)で敗れた。

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 1972年のミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得を目標にする日本のスタメンは、オポジットが西田有志、アウトサイドヒッターが石川祐希、高橋藍、セッターが関田誠大、ミドルブロッカーが小野寺太志、山内晶大、リベロが山本智大。

 第1セットの序盤はドイツの猛攻を受けて失点を重ねた。2ー1から連続ポイントを許して2ー9。中盤から交互に得点を決める流れとなったが、終盤に3連続ポイントを奪われてしまい、17ー25で落とした。

 第2セットは序盤から西田や石川が得点。中盤は一進一退の展開が続いた。それでも日本は9ー12で取ったタイムアウトをきっかけに流れを呼び込んだ。高橋藍のブロックポイントと西田のサービスエース、さらに石川がスパイクを決めて連続ポイント。13ー13とした。

 ドイツもタイムアウトで息を吹き返し、中盤は互いに得点を取り合う展開に。それでも22ー22から石川がバックアタックを決めて23ー22と1点リードすると、さらに高橋藍、石川らの得点で日本が25ー23で第2セットを奪った。
 
 完全にスイッチが入った日本は第3セットの序盤から猛攻を仕掛ける。西田のブロックアウト、高橋藍のバックアタックとブロックアウト、山内のスパイクとブロックなどで7ー2とリードすると、関田が攻めのサーブを見せ、西田と石川はスパイクを決めて咆哮。小野寺のスパイクとサービスエースもあり、ペースを掴んだ日本が25ー20でセットカウント2ー1と逆転に成功した。

 終盤まで一進一退の展開となった第4セットは、日本が28ー30で落としてセットカウント2ー2。迎えた第5セットは序盤からドイツにリードを奪われ、逆境の日本はポイントを連取して4ー8から石川、西田のスパイクなどで7ー8と追い上げを見せる。それでも最後は12ー15で第5セットを落とした日本が、セットカウント2ー3でドイツに敗れた。

構成●THE DIGEST編集部

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