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イタリア代表団の旗手タンベリ、妻への謝罪文が大反響!「言い訳が詩に…」「なんてロマンチックなの」船上パレード中に結婚指輪がセーヌ川に落下【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.28

結婚指輪をセーヌ川に落としたタンベリ(左)と妻のキアラさん(右)。(C)Getty Images

結婚指輪をセーヌ川に落としたタンベリ(左)と妻のキアラさん(右)。(C)Getty Images

 パリ五輪の開会式でイタリア代表団の旗手を務めたジャンマルコ・タンベリが、開会式の船上パレードで結婚指輪をセーヌ川に落としてしまった。東京五輪の走り高跳びで金メダルを獲得したタンベリは、雨天のなかで国旗を何度も振った際に指輪が外れてセーヌ川に落下してしまったとSNSで明かし、妻のキアラ・ボンテンピさんに謝罪した。

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「親愛なる妻へ、心から謝罪したい。雨が降っていて手が濡れていたからか、体重を落とし過ぎてしまったのか、開会式に熱狂し過ぎてしまったのか。そのどれもが理由だと思うが、指輪が外れてしまい、それが水面に落ちていくのを、そして川に飛び込む瞬間をこの目で見てしまった。永遠にも思える一瞬だった」

「ただ、こうした出来事が起こる場所があるとしたら、ここ以外には考えられない。世界で最も重要なスポーツイベントの開会式でイタリアの三色旗を空高く掲げた時、川に飛び込んだ指輪は、“愛の街”に永遠に残り続けるだろう。もし君が望むなら、君の指輪もあの川に投げ込もう。君がいつも言っているように、愛の誓いを新たにする口実がひとつ増えたんだ。愛しているよ。この出来事が“金”を自宅に持ち帰る吉兆になりますように」

 キアラさんは夫の投稿に、涙を流す絵文字とハートマークを付けて「今回の出来事をロマンチックな話に変えられるのはあなただけよ」と返信。妻の好意的なワンフレーズに2万以上の“いいね”がついた。
 
 2人のSNS上での甘いやりとりを見たファンは、「なんたる解決術」「言い訳が詩になっている」「面白い」「パリでも金メダルを」「なんていうか…笑」「ロマンチックな話になったな」「結婚のモチベーションが上がった」「なんてロマンチックなの」「あなたはスポーツマンとしても、人間としても模範的な男です」「私の夫だったら怒るだろうけど…」などと反応していた。

 タンベリは1992年生まれの32歳で、2016年に世界室内陸上と欧州陸上選手権で金メダルを獲得。19年の欧州室内陸上、21年の東京五輪、22年の欧州陸上選手権、23年の世界陸上でも優勝しているジャンパーだ。父マルコは1980年モスクワ五輪に走り高跳びの選手として出場。兄のジャンルカは、やり投げの元国内チャンピオン。

 妻のキアラさんは95年生まれの29歳。14歳の時から当時17歳のタンベリと交際しており、2年前の22年に結婚した。タンベリのマネジメント会社を運営し、肖像権などを管理。練習パートナーとして、ともに身体を動かしている。父はスーパーバイク世界選手権に出場した元ライダーのピエルジョルジョ・ボンテンピ。

 東京五輪で金メダルを獲得した直後、タンベリは「私をサポートしてくれたすべての人に感謝したい。とくにキアラは、私がここまで到達するために何よりも私の野心を優先してくれた」と、自身の栄誉を妻に捧げていた。

構成●THE DIGEST編集部

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