格闘技・プロレス

「棄権間近までいってヒヤヒヤしたわ」66キロ級・阿部一二三、2度出血→棄権寸前の大ピンチも一本勝ち4強入りにファン安堵!「あぶねぇ、自力で凌いだ」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.28

柔道男子66キロ級の阿部が準々決勝を突破した。(C) Getty Images

 パリ五輪は現地7月28日、柔道競技の2日目が行なわれ、男子66キロ級では五輪2連覇を狙う日本の阿部一二三が苦しみながらも準々決勝を突破。準決勝進出を決めた。

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 阿部は2回戦で、ハンガリーのベンツェ・ポングラツを57秒で技あり2つで合わせ技一本勝ち。力の差を見せつけ、準々決勝進出を決めた。

 準々決勝では、タジキスタンのヌラリ・エマモリと対峙。阿部は積極的に技を繰り出し、主導権を握ると、開始43秒で袖釣り込み腰で技ありを奪うと、2分過ぎに阿部が出血するアクシデント。2分20秒過ぎには再びエマモリの足が顔に当たり出血。3度目の出血となれば棄権となるピンチに陥ってしまう。しかし、阿部は2分40秒に大外刈りで技ありを奪い、合わせ技で一本勝ち。準決勝進出を決めた。

 ピンチに陥りながらも気迫で準決勝進出を決めた阿部の驚異的な強さに日本人ファンも歓喜。X(旧ツイッター)では、「鼻血で棄権間近までいってヒヤヒヤしたわ」「負傷しながらも準々決勝突破おめ」「あぶねぇ、 出血で棄権のピンチを自力で1本取って凌いだ」「みんな傷だらけ。必死さが伝わってくる」となどとコメントが寄せられた。

 五輪2連覇へ、勝負はいよいよクライマックスへ突入する。

構成●THE DIGEST編集部

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