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アスリートから選手村の不満が続出「ラムチョップは1人2本まで」「ヘビー級のボクサーは、帰国する時にはミドル級になって…」米メディアがまとめ【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.29

選手村に対する不満の声が、アスリートから噴出しているという。(C)Getty Images

選手村に対する不満の声が、アスリートから噴出しているという。(C)Getty Images

 パリ五輪の選手村に対して、各国アスリートから不満の声が挙がっているようだ。米放送局『FOX Sports』は7月29日の記事で、選手村に対する各国アスリートの不満をまとめた。

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 話題となった段ボールベッドも、一部で不満の声が出ているという。米国テニス界のスター、ココ・ガウフは段ボールベッドやマットレスに不満があると明かし、女子400メートル自由形で金メダルを獲得したオーストラリアの競泳選手アリアーン・ティトマスも、同じような主張をしていた。

 ロンドン五輪の100メートル自由形で銀メダルを獲得した元競泳選手のジェームズ・マグヌッセンはポッドキャスト番組で選手村に言及。「重量挙げの選手が、食堂のビーガンメニューの多さから、肉料理が不足していると冗談を言っていた。オーストラリアのヘビー級ボクサーはラムショップを頼んだら、2本しか出てこなかった。1人2本までなんだそうだ。彼の身長は198センチだ」と語った。
 
 番組に出演していたラグビーの元オーストラリア代表選手マシュー・ジョーンズは、マグヌッセンの話を受け、「そのボクサーはヘビー級でパリに来たけど、帰国する時にはミドル級になっているだろう」と切り返した。

 マグヌッセンは、「五輪の歴史上、選手村に関してこれほどの苦情が寄せられたことはなかっただろう。2週間の競技期間中、選手たちはこれまで経験したことのない環境に不安を感じ、それでも競技に臨まないといけない」と、アスリートの視点を紹介。続けて「こうした挫折を乗り越えられるかが、重要になる」と語り、いかに競技面に集中できるかがポイントになると強調した。

構成●THE DIGEST編集部

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