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不可解判定で敗北→敗者復活で銅の永山竜樹が心境告白「選手への誹謗中傷などは控えて頂きたい」「審判の方も判断の難しい状況だった」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.29

不可解な判定で敗れたものの、敗者復活から這い上がり銅メダルを獲得した永山。(C) Getty Images

 悔しさの残る銅メダルだ。

 現地7月29日、パリ五輪柔道男子60キロ級日本代表の永山竜樹は、自身のインスタグラムを更新。前々日獲得の銅メダルを掲げている写真とともに、「パリオリンピックたくさんの応援ありがとうございました。目標には届きませんでしたが、みなさんの応援のお陰で最後まで戦い抜くことが出来ました」と感謝のメッセージを投稿している。

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 片手絞めで一本負けを喫したフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)との準々決勝は、決着シーンの"不可解判定"がネット上で大炎上。対戦相手が「待て」の合図後も絞め技を継続し、これで失神すると、審判も一本を認めたとして、現在も波紋は広がっている。その後、敗者復活戦と3位決定戦に勝利したが、後味の悪さは否めない。

 今回の投稿では、対戦相手や審判へのバッシングが相次いでいる状況にも触れ、「お互い必死に戦った結果なので、ガルリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います」とフォロワーに訴え。「敗戦後に抗議をして握手に応じれなかったことは申し訳なく思っています」とも心境を明かしている。

 さらに、「まだ悔しい気持ちがありますが、みなさんからの温かいメッセージに元気をもらっています。本当にありがとうございます」と再び感謝の意を示すと、「今回のパリオリンピックでの経験を活かして、また4年後に成長した姿を見せれるように日々精進していきますので、応援の程よろしくお願い致します」と投稿を締めた。

 2028年ロス五輪では、さらなる上を狙う永山。4年後のリベンジに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
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