現地時間７月29日、パリ五輪の卓球混合ダブルス準決勝２試合が行なわれ、決勝カードは北朝鮮のリ・ジョンシク／キム・クムヨン対中国の王楚欽／孫穎莎に決定した。
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　27日の１回戦で日本のエース張本智和（智和企画）／早田ひな（日本生命）を４―１で破り、世界を震撼させた北朝鮮ペア。この日の準決勝でも、香港の黄鎮廷／杜凱琹を４―３で撃破し、圧巻の強さを見せつけた。北朝鮮ペアは、国際舞台でほとんど実績がないため、“ダークホース”と称されている。
  　中国メディア『捜狐』は、北朝鮮ペアについて「今回のオリンピックで、北朝鮮は日本と香港という強豪を破り、その強さを証明した」とレポート。「この勝利により決勝進出が決まっただけでなく、オリンピックの舞台で有名になり、まさかの優勝の可能性も出てきた」と警戒を強めた。

　さらに同メディアは、王楚欽のコメントを次のように紹介している。

「北朝鮮ペアがが張本智和／早田ひなを１回戦で破ったあと、すでに決勝で対戦するかもしれないと感じていた。彼らは非常に強い相手。今日は、ゆっくり休んでから試合のビデオを見て、明日に備えるよ」

　混合ダブルス決勝は、現地時間７月30日14時30分（日本時間21時30分）からスタートする。

構成●THE DIGEST編集部

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