東京五輪金メダリストの堀米雄斗が、パリでも表彰台の頂点に立った。現地７月29日に行なわれたパリ五輪スケートボード男子ストリートの決勝で、堀米は281.14点をマークして大会連覇を達成した。

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　45秒間、自由に滑ることができる「ラン」を２本終えた時点で、堀米は４位。一発技を競う「ベストトリック」に表彰台の望みを懸けた。

「ベストトリック」１本目で堀米は、大技を成功させて94.08ポイントを記録。２本目に転倒し、３本目も失敗。４本目も着地できなかったが、後がなくなったラスト５本目で前回王者が底力を見せつけた。

　土壇場の５本目で、堀米は１本目を超える97.08ポイントをマーク。最後の最後で“異次元の大逆転劇”を見せて、V2を成し遂げた。
  　堀米の快挙に五輪公式SNSが反応。東京五輪時のトリックと今大会でトリックを決める２枚の写真を並べて掲載し、次のようなメッセージで絶対王者を大絶賛した。

「ユウト・ホリゴメがまたやってくれた。東京からパリまで、ユウトの揺るぎない献身と情熱が光り輝く。パリの地でタイトルを守り、真の五輪チャンピオンであることを証明した。すべてのトリックが、たゆまぬ努力を物語っている。この勝利は、夢を見るすべての人のためのものだ」

構成●THE DIGEST編集部

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