格闘技・プロレス

「世界1位を撃破したぞ!」史上初の81キロ級連覇に向けて永瀬貴規が死闘を制すも、また“不可解判定”か「選手がかわいそうだよ」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.30

世界ランク1位のカッセに勝利した永瀬(白)(写真は3回戦)。(C)Getty Images

 パリ五輪柔道81キロ級の試合が現地7月30日に行なわれ、日本代表の永瀬貴規(世界ランク8位)が準々決勝に勝利。メダル確定まであと1勝とした。


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 組手や駆け引きの"巧さ"に強みを持つ永瀬。リオ五輪で銅メダル、東京五輪で金メダルを獲得し、現チャンピオンとして同階級史上初の連覇に挑んでいる。

 初戦となる2回戦はウルグアイのアレイン・アプラミアン(世界ランク66位)に得意の寝技をかけられる場面もあったが冷静に対応。その後内股で技ありを奪うとその流れから寝技に入り抑え込みで合わせ技一本。抜群の安定感で勝利。続く3回戦、ベダト・アルバイラク(トルコ)との試合では組手で主導権を握り寝技で体力を奪うと、ゴールデンスコアで内股技あり。準々決勝に進んだ。

 準々決勝の相手は東京五輪銅メダリストで世界ランク1位のマティアス・カッセ(ベルギー)。トップオブトップの一戦は永瀬が積極的に技を繰り出す展開。カッセも寝技を効果的に使い食らいつき本戦終了。延長では技数で圧倒的していると見られた永瀬に最初の指導が入る。カッセも巴投げを試みるも偽装的攻撃で指導が入った直後、永瀬が大外刈りで技あり。本戦と合わせて8分近い戦いを気迫で制した。

 この死闘を制した永瀬には、
「世界ランク1位を倒したぞ!」
「玄人同士の素晴らしい試合という感じ」
と歓喜するコメントがある一方で、
「技数は永瀬選手が圧倒的に多いのに指導?」
「勝ったのはうれしいんだけどカッセ選手肩も背中もついてなかったような...」
「ちょっと相手選手がかわいそうだよ」
「この審判の資格はく奪しろ」
と指導や技ありの判定に異を唱えるファンも少なくなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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