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体操

体操中継に映し出された”スポーツマンシップ”が脚光! 国を越えた握手、ハイタッチに感動の声相次ぐ「素敵」「尊敬に値する」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.01

橋本(左)はメダル確定後、ライバルである中国の張博恒(右)と握手を交わした。(C)REUTERS/AFLO

橋本(左)はメダル確定後、ライバルである中国の張博恒(右)と握手を交わした。(C)REUTERS/AFLO

 スポーツマンシップ溢れる振る舞いが脚光を浴びている。

 現地7月31日、パリ五輪は体操男子の個人総合決勝が行なわれ、五輪初出場の岡慎之助が金メダルを獲得。この種目の日本勢4連覇を成し遂げる快挙を飾った。

 最終種目の鉄棒でゴールドメダルが確定すると、20歳の新鋭を前回覇者の橋本大輝が我が事であるかのように喜び、歓喜の抱擁を交わした。

 それだけではない。競技中から選手たちは、自分の演技が終わるたびに待機する他国の選手、さらにはコーチとハイタッチや握手を交わし、互いの健闘を分かち合うスポーツマンシップ溢れる姿が、たびたび中継に映し出された。

 特に終盤、中国の絶対的エースである張博恒が最後の演技に臨んだ時だ。鉄棒で岡の14.500点を超える14.633をマークしたが、合計得点で僅か0.233点届かず銀メダルにとどまった。試合直後なだけに悔しい気持ちは想像に難くない。それでも彼は20歳の新王者に笑顔を浮かべながら拍手。さらには東京五輪や世界選手権など、頂上決戦で幾度もしのぎを削ったライバルの橋本とも健闘を称えて握手した。同選手はそのあと表彰台でも自撮り写真を撮り、終始爽やかな表情を見せていた。
 
 体操中継を見ていた視聴者はSNSを通じて、そのスポーツマンシップを称賛。「体操選手のリスペクトは本当に尊敬に値すると思う」「普通に振る舞えるのマジでカッコいい」「体操はスポーツマンシップの塊だな」「結果が決まった後に各国の選手がお互いを称えあっていたのが素敵」などと、感動の声が上がっていた。

 各国を代表するトップ選手らがメダルを目指した真剣勝負。張り詰めた空気の中にも、ライバル同士の敬意が随所に見られる個人総合だった。

構成●THE DIGEST編集部

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