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「馬鹿げているわ!」女子トライアスロンの出場選手が“セーヌ川汚染”に注目発言!「私はヤクルトを飲んだ」と珍対策も明かす【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.01

セーヌ川から上がってくるフェルメイレン(右)。「大量の水を飲んでしまった」と明かす。(C)Getty Images

 出場したアスリートによって受け止めはさまざまだ。

 現地7月31日、注目されていたパリ五輪の男女トライアスロンが開催された。連日続いた雨により、水泳会場であるセーヌ川に大量の生活排水が流れ込んで水質が悪化。前日に男子が延期となっていたが、大会組織委員会は「水質は水準をクリアした」と結論づけて強行を決定する。一日で女子→男子の順に行なわれることとなった。
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 フランス政府が総額14億ユーロ(約2400億円)を投じて水質改善を図ってきたセーヌ川だが、競技当日になってもやはり汚れで濁っているように映った。日本のSNS上でも「2400億円かけても泥のような川」「選手が可哀そうすぎる」「水質改善ってウソだろ」「道頓堀川より遥かに汚い」「まるで罰ゲーム」「川だから流れがめっちゃ速いね」「すげーとこ泳がされてんな」「トライアスロンは汚水への耐性も求められるのか」など、ファンからは手厳しい意見が飛びだ。

 そんななか、英紙『The Sun』が出場したベルギー女子代表選手のコメントを紹介した。ヨリアン・フェルメイレンは母国メディアの取材に応え、「大量の水を飲んでしまった。具合が悪くなるかどうかは明日分かるでしょうね。もちろん、コカコーラやスプライトのような味はしなかったわ」と冗談を飛ばし、次のように想いを明かした。

「橋の下を泳ぎながら、あまり考えたり感じたりするべきではないものを見た。セーヌ川は100年近くもずっと汚れていたわけでしょ。アスリートの安全が最優先されていたとはとうてい思えない。まったく馬鹿げているわ!」
 
 24位で競技を終えた30歳は「もし競技が開催されなかったら組織委員会にとっても、パリにとっても、フランスにとっても不名誉なこと。キャンセルできなかったのよ」と理解を示しつつ、「多くのアスリートが体調を崩さないことを祈るしかない」と続けた。

 そして、「私はプロバイオティクスとしてヤクルトを飲んだ。それ以外は何もしていない」と独自の対策を紹介。「水を飲まないように注意していたけど完全に失敗。(バイクで)転倒しないように心がけていたのに転倒したのと同じで、失敗してしまったわ」と力なく振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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