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モータースポーツ

F1王者アロンソがダカールラリーに初挑戦。世界3大レースの制覇を目指す“最強ドライバー”の新たなる冒険

甘利隆

2020.01.11

昨年はル・マン24時間耐久レースにて2年連続優勝したアロンソ。現在ダカールラリーに初挑戦している。(C)TOYOTA MOTOR CORPORATION.

昨年はル・マン24時間耐久レースにて2年連続優勝したアロンソ。現在ダカールラリーに初挑戦している。(C)TOYOTA MOTOR CORPORATION.

 2020年1月初頭、05年、06年と2年連続でF1ワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソの姿は中東サウジアラビアにあった。

 1月5日に西部の都市ジェッタをスタートし、1月17日、リヤド南郊アルキディアにゴールする『ダカールラリー2020』にTOYOTA GAZOO Racingより初めて出場するためだ。

 ダカールラリーはフランスのモーターサイクルレーサーのティエリー・サビーヌの発案によって1978年から毎年1月に開催されているアドベンチャー・ラリーで、当初はフランスのパリをスタートし、セネガルのダカールをゴールとして競技が行なわれていたため、日本では“パリダカ”の愛称で親しまれ、特に三菱パジェロが例年優勝争いを繰り広げた'80年代後半から'90年代にかけては絶大な人気を誇った。

 その後もルートを変えながら継続されてきたが、08年には安全上の問題から中止され、09年以降は南米で開催されてきた。そして20年は初めて中東サウジアラビアへ舞台を移すこととなった。
 
 トヨタのWEC(世界耐久選手権)チームで2年連続『ル・マン24時間耐久レース』優勝を遂げ、シリーズチャンピオンも獲得したアロンソが乗るマシンは、18年型トヨタ・ハイラックスをベースとしてラリーレイド専用に開発された4輪独立サスペンションの4輪駆動車で、5リッター自然吸気V8エンジンをフロントミッドシップに搭載する。

 今回トヨタは19年に陣営初のダカールラリー総合優勝をもたらしたカタール人ドライバーのナッサー・アル-アティヤとフランス人ナビゲーターのマシュー・ボーメルのコンビ等、計4台のハイラックスを投入。アロンソは自身と同じスペイン出身、2輪カテゴリーで5回の優勝を誇るマルク・コマをナビゲーターに迎え、310号車を走らせる。

 かねてからアロンソは『F1モナコGP』『ル・マン24時間耐久レース』『インディ500』の“世界3大レース”の制覇を目指しているとされ、すでにモナコGPは06年と07年の2回、ル・マン24時間も前述したように2回勝利し、その偉業にリーチをかけている状況だが、今回のダカールラリー挑戦は、これらクローズド・サーキットでの目標にさらに砂漠の地でのビッグタイトルが加わった格好だ。
 

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