この世界3大レース優勝を成し遂げたのは、現在のところ、イギリスのグラハム・ヒル(1962年、68年のF1ワールドチャンピオン)たったひとりだが、アロンソは19年に“世界3大耐久レース”のひとつ、『デイトナ24時間耐久レース』も制しており、もしダカールラリーに優勝すればそのレーシングキャリアはさらに輝かしいものとなるだろう。
※世界3大耐久レースのもうひとつは『スパ・フランコルシャン24時間耐久レース』 アロンソ自身はラリーでの経験不足から「優勝の可能性は限られている」と感じており、実際に序盤からトラブルに見舞われるなど、思うような走りはできていないようだが、「完走した全ての者が勝者である」とまで言われ、完走率が50%ほどという過酷なラリーで310号車は果たしてどのような結果を残してくれるのだろうか。
F1時代、必ずしも勝利を狙えるようなマシンに乗っていないときでも“現役最強ドライバー”との評価を受け続けてきた英雄の新たなる冒険は始まったばかりだ。
文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super
※世界3大耐久レースのもうひとつは『スパ・フランコルシャン24時間耐久レース』 アロンソ自身はラリーでの経験不足から「優勝の可能性は限られている」と感じており、実際に序盤からトラブルに見舞われるなど、思うような走りはできていないようだが、「完走した全ての者が勝者である」とまで言われ、完走率が50%ほどという過酷なラリーで310号車は果たしてどのような結果を残してくれるのだろうか。
F1時代、必ずしも勝利を狙えるようなマシンに乗っていないときでも“現役最強ドライバー”との評価を受け続けてきた英雄の新たなる冒険は始まったばかりだ。
文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super