パリ五輪バドミントン競技の混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大／東野有紗（BIPROGY）が、８月３日にそれぞれのインスタグラムで今の思いを綴っている。

　世界ランク５位の“ワタガシペア”は、現地８月２日に行なわれた３位決定戦で同２位の徐承宰／蔡侑玎ペア（韓国）を下し、東京五輪に続いて銅メダルを獲得。五輪での２大会連続表彰台は、日本バドミントン界初の快挙となった。

　渡辺（@yuta.watanabe0613）はインスタグラムに「目標の金メダルには届きませんでしたが、沢山の声援が力になり銅メダルを獲得することができました！試合中、そしてここまで常に声をかけ続けてくれた先輩には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。コーチ、チームスタッフ、現地で応援してくださった方々、時差があるのにも関わらず日本で応援してくださった方々、沢山の支えが僕たちの背中を押してくれました。ここまで支えてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。見てくださった方々に少しでも勇気や元気を与えられていたら幸せです」と、謝意を綴った。
  　東野（@aripei.meee）は「東京五輪に続いて2回目の銅メダル。金メダルを取りたいという気持ちでここまでやってきましたが叶うことはできませんでした。3位決定戦は東京オリンピックの時同様、とっても辛い試合でした。金が取れなかったことの気持ちや、メダルが取れなかったらどうしようとたくさんの不安があり、夜も眠れない1日でした」と、胸の内を吐露。

　そこから「気持ちを切り替えて覚悟を持って戦う気持ちを奮い立たせました」と明かし、以下のように続けた。

「私達の目標とする金メダルには届かなかったけど、私たちはここまで本当に成長できたと思います。ゆうたくん、本当にありがとう。そして、コーチ、両親、仲間、スタッフのみなさん、たくさんのファンの皆さんのお陰で銅メダルを獲得することができました。深夜まで本当にたくさんの応援ありがとうございました」

「まだまだ、バドミントン、日本選手の試合が残ってるので、たくさんの応援、サポートよろしくお願いします！私も大応援！！！」

　なお、バドミントンの日本勢は女子ダブルスの志田千陽／松山奈未が３位決定戦、女子シングルスの山口茜と大堀彩が準々決勝に進んでいる。さらなるメダル獲得に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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